2021年11月米雇用統計回顧。恒大グループヤバい?

2021年12月3日、2021年11月の米雇用統計が発表されましたが、雇用者数は予想を大きく下回る+21.0万人!しかし失業率は大幅に改善して4.6%→4.1%!これはコロナ禍前の昨年2月の水準!アメリカの雇用市場・経済は力強い?為替はどう動いた?アメリカの雇用市場はどうなる?

 

どもども。asajiroです。

 

現在の日本のコロナの状況は・・・

何なんでしょうね?

緊急事態宣言を解除し、

時短制限なども解除したのに・・・

全く感染が拡大する気配がありません。

 

 

一時は数千人規模となっていた東京もずっとこんな感じ。

 

もちろん喜ばしいことですが・・・

なんか不思議じゃないですか?

なんで日本だけ?

私の住む熊本なんてもうずっと「感染者ゼロ」。

 

私は「ワクチン接種率の上昇」が主な原因だと思ってたのですが、

もしかしたら違う原因があるのかも?

 

お隣の韓国はワクチン接種率が80%と・・・

世界トップレベルの接種率なのですが、

 

 

現在感染爆発中。

 

 

これ・・・多分近い内に1万人超えるでしょうねー。

 

なんなのでしょうね?この差は?

 

日本もそろそろ第6波が来るのでしょうか?

 

来るとして何か出来ることがあるのでしょうか?

 

さて、2021年11月の米雇用統計を回顧したいと思います。

 

【2021年11月米雇用統計】

◎非農業部門雇用者数。予想:+55.0万人→結果+21.0万人
◎民間雇用者数。予想:+53.0万人→結果:+23.5万人
◎失業率。予想:4.5%→結果:4.2%

 

予想を大きく下回る+21.0万人!

 

だけんどもしかし!

 

失業率は大幅に改善して4.2%

 

ちなみに、木曜に発表された失業保険継続申請件数は、

予想200万人に対し、結果195.6万人。

 

先月の206万人から8万人減。

 

順調に減っている感じですね。

 

失業保険継続申請件数は・・・チョイと前まで280万人とかだったわけですが・・・かなり減ってます。

 

で、チャートがどう動いたかというと・・・

米雇用統計発表後のユーロドルのチャート。
こちらも一旦激しく反応した後は狭い範囲でレンジへ。

 

米雇用統計発表後のドル円のチャート。
瞬間的に上下したあとはドル安へ。一旦112.5まで下がるも現在は113.5付近を上下。

 

米雇用統計、11月21万人増で予想下回る 失業率は4.2%に改善

 

雇用者数は減ったけど・・・

失業率がコロナ禍が始まる前の・・・昨年2月の水準に改善し

賃金も引き続き上昇。

 

FRBのパウエル議長は・・・雇用統計発表前に

「テーパリング(緩和縮小)加速を検討するべき」

と発言しており、

 

今回の雇用統計は「テーパリング加速」の材料になり得ると市場は判断したんでしょうねー。

ドル円は・・・一旦ドル安で反応したものの、

その後急速に戻しました。

 

私の予想は・・・数字悪化による「ドル安」でしたが、

瞬間的には正解でしたが、その後はドル高でした。

 

ドル円今後はどうなる?

さて、

問題は今後。

基本的には12月14~15のFOMCで「テーパリング加速」の議論がなされ、

利上げ開始も早くなる・・・と予測されています。

 

市場はもうある程度織り込んでいると思われますが・・・

「テーパリング加速」「利上げ」はもちろんドル高要因。

じゃあ、ドル高を見込んでロングを入れるべきか?

 

いや・・・

世界は今コロナに振り回されているのであり、

現在はオミクロン株のニュースに市場も一喜一憂する感じです。

 

そして超ド級のヤマがあります。

そう、中国恒大グループのデフォルト問題です。

 

中国恒大、デフォルト間近に 佳兆業も返済不能か

 

え?

恒大グループだけじゃなく、

佳兆業集団ってとこもヤバい????

 

まあ、事の発端は中国当局による不動産業界全体の締め付けだから・・・

 

当然他の不動産企業もそうなるか。

 

現時点では

「中国政府がなんとかするだろ!」

と楽観的な見方が多いようですが・・・

 

ヒジョーに危険です。

そして実際にデフォルトからのチャイナ・ショックはアリ得る事態。

中国の不動産業界が芋づる式にデフォルトとなったら・・・

 

ではまた!