【米雇用統計】2021年5月米雇用統計予想。雇用者増のドル高予想。

2021年6月4日、2021年5月の米雇用統計が発表されます。アメリカのコロナの状況は?すでに人口の50%がワクチン接種済みで経済回復が加速?雇用者数は増えるのか?いまだに1日あたりの新規感染者数は2万人前後ですが、日本と違って脱コロナの動きが広がっています。

 

どもども浅次郎です。

日本でもズンズンとワクチン接種が進んでるみたいですね。

 

 

これ、わずか10日前は490万回でしたので・・・

各地で急激に接種が進んでいる感じですね。

私個人は接種しないつもりでいましたが・・・

日本でも「ワクチンパスポート」的な施策が取られるかもしれません。

(東京五輪で導入される?)

 

各国で進んでいるワクチン接種を証明するアプリ。各施設の入場の際に提示する。これがあれば・・・旅行や飲食といった消費も回復する?

 

そうなるとやっぱりワクチン打った方がいいのかな?

なんて思う人は増えるでしょうね。

 

さて、テレビや新聞見てると・・・

オリンピック開催や政府のコロナ対策に対する批判が

いまだに数多く見られますが、

高齢者に対するワクチン接種が完了すれば、

コロナによって亡くなる方は激減するはず。

なんせコロナで亡くなる方の9割以上が高齢者ですから。

(重篤化する方も高齢者が圧倒的に多い)

 

 

菅総理は「高齢者接種を7月までに終わらせる」と言って、

かなりムリをしたみたいですが、

現状「7月10日」までに多くの自治体が接種完了予定とのこと。

これが実現すると

「医療の逼迫」問題も大きく改善すると思われます。

 

コロナで大きな打撃を受けてる業界は・・・

もう限界に達しつつあります。

早く緊急事態宣言が解かれるといいですね。

 

さてさて。5月雇用統計の予想を。

 

米雇用統計2021年5月予想

<strong>まず・・・前回「4月米雇用統計」の結果は?</strong>

◎非農業部門雇用者数。予想:+97.8万人→結果+26.6万人
◎民間雇用者数。予想:+89.3万人→結果:+21.8万人
◎失業率。予想:5.8%→結果:6.1%

予想より劇的にマイナスだった先月。

最近は雇用統計でチャートが大きく動くのマレだったのですが、

これはかなりのサプライズだったようで、

チャートも大きく動きました。

チャートはどう動いたかというと・・・

 

90pipsほどユーロ高ドル安になり、その後もドル売り優勢。

 

あっという間に100pipsほどドルが売られた。その後は一進一退。

 

で、今回の予想は・・・

 

<strong>◆雇用統計とは?</strong>
米雇用統計では、失業率とNFP(非農業部門雇用者数:nonfarm payrollsの略)を中心として、製造業就業者数・小売業就業者数・週労働時間・賃金インフレの状態を示す平均時給など10数項目が発表されます。

<strong><span style=”font-size:large;”>今回の「2021年5月米雇用統計」の予想。</span></strong>

◎非農業部門雇用者数:<span style=”color:#FF0000;”>+66.4万人</span>
◎民間部門雇用者数:<span style=”color:#FF0000;”>+60.0万人</span>
◎失業率:<span style=”color:#FF0000;”>5.9%</span>

 

先々月の90万人超とは言わないまでも

60万人台で雇用が回復するとの予想。

それから失業率も0.2%改善する予想ですね。

 

 

アメリカではすでにワクチン接種に伴う景気回復・雇用回復の道筋が見えて来ており、

それに伴う金融正常化が意識されてるそうです。

コラム:米金融正常化によるドル高は不発、年末は105円か=内田稔氏

 

すなわち、

・量的緩和の縮小(資産購入の縮小)

・ゼロ金利の解除(段階的利上げ)

・バランスシートの正常化

 

これらは来年あたりから始まる可能性があり、

基本的に「ドル高」要因。

ただ、色んな原因があって「ドル安」が進む可能性が高いというのが内田さんの話。

この方の予想では「年末にドル円105円」とのこと。

 

ふーむ。なるほどね。

 

さて・・・

今回の雇用統計では、

ドル高になる!

と予想しておきます。

アメリカではコロナワクチンの接種率が人口の50%を越え(2回接種)、

新規感染者は大幅に減っています。

それでも1日あたり平均2万人ですけどねー。

 

しかしイスラエルでは接種率が50%を超えると途端に感染率がダウンしたとのこと。

(集団免疫の獲得ラインが50%なのか)

 

アメリカでもこれと似たような状況になると思われ・・・

 

そうなると

「飲みに行きたい!」

「遊びに行きたい!」

「デートに行きたい!」

という・・・人間の欲が一気に高まる可能性が高いと言われています。

 

実際、そういうニュースが多く報道されてます。

つまり、経済の急回復、雇用増に繋がるのではないかと。

というわけで、今回の予想はドル高。

 

しかし、私も・・・

ドル高はトレンドにはならないと考えているんですよね。

なるべくドルが高くなったところで売りを入れたいと思ってるんですが・・・

なかなか難しい。

 

ではまた!