【2月2日発表】2024年1月米雇用統計回顧。

2024年2月2日、2023年1月の米雇用統計が発表されましたが、雇用者数は+35.3万人で予想より大幅増!失業率は3.7%で先月と変わらずもアメリカの雇用市場は引き続き堅調!為替はどう動いた?アメリカの雇用市場はどうなる?

 

どもども。asajiroです。

中国株の下げが止まらないみたいですね。

 

 

これは中国恒大グループの精算をはじめとする不動産業界リスクや

アメリカ大統領選リスクが顕在化したもので、

 

 

習近平国家主席もかなりの危機感を持ってるようです。

 

 

つか、そもそも中国の不動産バブルはすでに弾けているという話だし、

債務超過に陥ってるゾンビ企業が大量に存在しているという話だし、

売りの勢いがついたらもう止まらないんじゃね?

 

というわけで、

 

チャイナショック、そろそろガチで来るかも。

 

要注意。

 

さて、

2024年1月の米雇用統計を回顧しましょう。

 

2024年1月米雇用統計

◎非農業部門雇用者数。予想:+18.7万人→結果+35.3万人
◎民間雇用者数。予想:+15.5万人→結果:+31.7万人
◎失業率。予想:3.8%(前回3.7%)→結果:3.7%

 

先月に続き、今回も予想より大きくプラス!

失業率は3.7%と変わらず低水準

 

前年比の平均時給は4.1%増の予想に対し結果は4.5%増。

先月は4.3%だったので・・・

賃金はさらに上昇した感じですねー。

 

これは、引き続きアメリカの労働市場は活況で、

インフレの熱はまだ冷めてないのを意味します。

 

ちなみに、木曜に発表された失業保険継続申請件数は、

予想184.0万人に対し、結果は189.8万人(前回は182.8万人)。

あら、これも大きく増えてるなー。

 

で、チャートがどう動いたかというと・・・

 

ユーロドルは100pipsほどドル高ユーロ安に動くと、その後もドル高の流れ。

 

ドル円は150pipsほど上昇した後ジリジリとドル高へ。再度149円を伺うところまで上昇。

 

米1月雇用35.3万人増と予想大幅に上回る、賃金の伸び約2年ぶりの高さ

 

なぜドル高になったかといえば、

雇用統計の数字が良かったのもあるけど、

FRBによる利下げ観測が遠のいたからでしょう。

少なくとも3月の利下げの確率はほぼゼロになったと言って良さそう。

 

さて、問題は今後。

直近最大のリスクは冒頭でも挙げた通り、

中国株の暴落。

習近平がどういう対策を取るのかわかりませんが、

売りが売りを呼んで暴落した場合、

コントロールするのはかなり難しい気がします。

これは円高ドル安要因ですが、

もし発生したらもう何が起きるかわかりません。

世界中に波及するのか、

それとも中国株だけで済むのか?

仮にリーマンショック級の大暴落となった場合、

やることは一つ。

底を打ったと思われたところで買いを入れることですね。

(ドル円でも株でもOK)

あと、ポジションを取ってる方はリスク制御しておいた方がいいかも。

 

ではまた!