2022年2月4日、2022年1月の米雇用統計が発表されましたが、雇用者数は予想15.0万人に対して結果46.7万人の大幅増!失業率は3.9%→4.0%。為替はどう動いた?アメリカの雇用市場はどうなる?アメリカのオミクロン株はピークアウトした?3月利上げはもう確定。
どもども。asajiroです。
連日「新規感染者数万人」「過去最高」「先週より◯%up」と報道されてるオミクロン株ですが、
これは一足先にピークアウトしたと言われている沖縄の新型コロナ感染者グラフ。
この沖縄の数字なのですが、
オミクロン株の致死率は0.02%。
(死者9人、そのうち7人は90歳以上)
インフルエンザの致死率が
0.1%程度と言われているわけですが・・・
これだけ弱毒したウイルスのために、
経済を止め、
飲食店にダメージを与え、
出会いの場を奪い、
ワイワイ騒ぐ必要があるのかどうか?
今、私の住む熊本県でもまん延防止等重点措置が取られており、
対象となる飲食店は悲鳴を上げています。
子供たちへの影響も大きく、
部活動の中止、文化祭や運動会の簡素化、卒業式や入学式といったイベントの簡素化が当たり前となっています。
小学6年生になる私の息子は・・・2度延期された修学旅行が結局中止になりました(近場の日帰り旅行に変更されました)。
とても楽しみにしていたのですが・・・残念です。。
オミクロンが収まっても、
また新しい株が出現すると思われます。
もう新型コロナはインフルエンザと同じ5類にして、
「危険なウイルスじゃない」
と政治家が表明するべきだと思いますけどね。
そしてリスクが高い方はワクチンを打つ(有料で)。
運悪く重症化した方は治療する。
これでいいと思いますけどね。
ほとんどの人は無症状or軽症なんですから。
2類のままだと・・・
財政負担もとんでもない額になるわけだけど、
何で誰もこの件について言及しないのか?
謎だなあ。
さて、2022年1月の米雇用統計を回顧したいと思います。
■2022年1月の米雇用統計
【2022年1月米雇用統計】
◎非農業部門雇用者数。予想:+15.0万人→結果+46.7万人
◎民間雇用者数。予想:+15.0万人→結果:+44.4万人
◎失業率。予想:3.9%(前回3.9%)→結果:4.0%
予想を大きく上回る+46.7万人!
ただ、失業率は0.1%上がって4.0%。
ちなみに、木曜に発表された失業保険継続申請件数は、
予想162.0万人に対し、結果162.8万人。
先月の167.2万人から減少し、順調に減ってる感じです。
そして賃金も上昇。
前年同月比5.7%増。前月比でも0.7%増。
インフレ圧力が高まってますねー。
で、チャートがどう動いたかというと・・・
米雇用統計発表後のユーロドルのチャート。
30~40pipsほど上下したもののほぼ変わらず。
米雇用統計発表後のドル円のチャート。
一気に50pipsほどドル高に!その後は一旦戻って来たけど・・・またドル高の流れに。
→米1月雇用46.7万人増で予想大きく上回る、賃金も上昇 失業率4%
1月はオミクロン株が猛威を奮ったこともあり、
(一時期は100万人を超えていたけど、今は10万人以下まで減っている)
雇用者数が大幅に減る予想だったんですが、
実際は雇用者大幅増。
なんだろうこれ?
アメリカ人はもうオミクロン株にはビビってないのかな?
しかしこれで・・・
3月利上げに向けた準備万端になった感じですねー。
さて、問題は今後。
3月利上げはもう確定事項。
その後どうなるか・・・ですが、
現時点では合計3回利上げ説(3月・6月・9月)が有力です。
ただ、4回説、5回説とする予想もあるんですよね。
オミクロン株が収まり、
さらに企業活動・消費活動が活発になれば・・・
アメリカのオミクロン株は急速に収まりつつある・・・
FRBはさらなる利上げに踏み切る可能性もありますねー。
「利上げ」はもちろんドル高要因。
今もドル円は「ドル高トレンド」となっていますが、
2022年は「ドル高」で見ていいのかもしれませんねー。
ただ、世界を見渡せばリスクだらけ。
またコロナの新しい株が出てくるかもしれませんし、
恒大グループの債務問題も解決してないし、
ウクライナ問題もありますしねえ。
でもなあ、短期的にはドル高かな。。。
ではまた!