2024年5月3日、2023年4月の米雇用統計が発表されましたが、非農業部門雇用者数は予想を下回る+17.5万人!失業率も3.8%→3.9%に改善!さて、為替はどう動いた?利下げはどうなる?
どもども。asajiroです。
GW中に、不意を突く為替介入が2度!
これにはビックリした方も多かったと思いますが、
そんな中行われた米雇用統計!
さて、
2024年4月の米雇用統計を回顧しましょう。
【2024年4月米雇用統計】
◎非農業部門雇用者数。予想:+23.8万人→結果:+17.5万人
◎民間雇用者数。予想:18.1万人→結果:+16.7万人
◎失業率。予想:3.8%(前回3.8%)→結果:3.9%
今月は予想よりマイナス!
失業率もちょっと悪化して3.8%から3.9%に。
前年比の平均時給は4.0%増の予想に対し結果は3.9%増。
先月は4.1%、先々月は4.3%だったので・・・
賃金の伸びは順調に落ちてきている模様。
これは、FRBにとっては理想的な数字?
ちなみに、木曜に発表された失業保険継続申請件数は、
177.4万人(前回は180.0万人)。
減ってますねー。
で、チャートがどう動いたかというと・・・
ユーロドルは50pipsほどドル安になるもすぐ戻って来て元サヤ。
ドル円は100pips以上動いて一瞬152円を割ることろまでドル安になったが・・・その後はじわじわと買われて元通り。
→米4月雇用17.5万人増、予想下回る 賃金伸び鈍化 失業率3.9%
今回の雇用統計は、
「利下げを促すような労働市場とは程遠い」
とはいえ、
インフレの抑制というFRBの目的は合致した感じで・・・
「9月利下げ」
の観測が上昇したらしい。
あら・・・いつの間にか
利下げ観測は9月になってるんですな。
さて、問題は今後。
極端なドル高円安が続く今の為替市場。
これを是正したい日本の財務省からすると
いち早く利下げフェーズに入って貰いたいところですが、
FRBの腰は重そうですね。
現時点では9月の利下げ開始の確率が高くなってるようですが、
さらに先延ばしされそうな。
そうすると・・・
まだまだドル高が続く???
そうするとまた・・・
近いうちに介入が行われる?
だとすれば・・・
ではまた!