中学生・高校生にスマホは必要ない?ルールは?

 

こんにちは。ブログ管理人の浅次郎です。

 

今日は、

 

子供(中学生、高校生)に

スマホを持たせるべきか?

 

中学生にスマホ

 

という話をしたいと思います。

 

最初に言っておきますが、

管理人は「子供にスマホ反対派」です。

 

百害あって一利なし!

 

と思ってます。

 

子供に持たせる場合は、

厳格なルールが必要だと思っています。

 

ただし、スマホ自体を否定するものではありません。

楽しいし、便利だし、

今の時代、中高生にとって必須アイテムなのも重々承知です。

問題は、その使い方中毒性なのです。

 

以下、興味ある人のみご覧下さいませ。

 

以前、川崎市で中1の上村くんが殺害されるという事件がありました。

 

川崎市中1殺害事件
17~18歳のグループが13歳の男の子をいじめ抜いて殺害するという・・・
憤懣やるかたない、とてもとても許し難い事件でありました。

 

この事件について色々と言いたいこと、

書きたいことはありますが、

この稿ではこの事件の真相とか責任とか原因とかには触れません。

 

もっと別の角度から見てみたいと思います。

 

「子供とスマホ」

 

という角度です。

 

私自身3人の子供を持つ父親でありまして、

 

DSC_1751

 

この問題は将来必ずぶつかる問題であります。

 

(まだ小さいので今のところ関係ないですが、小学生の娘の回りにはちらほらとスマホを持ってる友達がいます・・・)

 

・・・

 

そもそも上村くんは、

なぜスマホを持っていたのでしょうか?

 

現在、中学生で携帯電話端末(スマホ含む)を持っているのは58.4%。

 

小中高の携帯電話端末所有率

 

さらにその54.4%がスマホを持っているのだそうな。

 

小中高のスマホ所有率

 

全体で言えば、

中学生でスマホを持ってるのは約31%(58.4%×54.4%)

 

つまり中学生の3人に1人の割合でスマホを持ってることになりますよ。

(数字は2014年8月時点のものです。今後はもっともっと増えてるでしょう)

 

※追記します。

2017年2月時点では、

中学生のスマホ所有率は51.7%。半数を越えたそうです。

 

※読売新聞2017年2月28日より

 

都市部はさらに所持率が高くなると思われますが、

 

上村くんの家庭はシングルマザーの上に兄弟も多かったのだとか。決して裕福な家庭ではなかったと思うのですが・・・高価な上に、毎月毎月お金がかかるスマホを何のために持たせていたのでしょうか・・・?本当に必要だったのでしょうか?

 

不良グループとの連絡にはLINEを使っていたようですが、

 

もしスマホを持ってなければ、

 

この不良グループと繋がることは無かったのではないでしょうか?

この不良グループに入ることも無かったのではないでしょうか?

 

私には上村くんの家庭の事情は分かりません。

 

しかし、この事件の発端は、

 

「子供とスマホ」

 

という問題が根本にあるような気がしてならないのです。

 

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ここで、

 

なぜ親は子にスマホを持たせるのか?

 

を一般論として考えてみましょう。

まず「中学生」に持たせるのを前提として考えてみます。

 

・連絡の為

・防犯の為

・友達が持ってるから

 

ほぼ、この3つに限られるのではないでしょうか?

 

しかし、連絡の為であればガラケーでもいいわけですし、

キッズ携帯でも十分でしょう。

 

そして、防犯の為なんてのはまさしく逆効果。

 

「スマホを持ってたから犯罪やトラブルに巻き込まれた」

 

という話は聞いても

 

「犯罪に巻き込まれたけどスマホを持ってたから助かった」

「スマホを持ってなかったから犯罪に巻き込まれた」

 

という話は聞きません。

 

スマホを使って援助交際・・・

出会い系サイトで・・・

詐欺サイトに引っ掛かって多額の請求が・・・

 

なんてのは良く聞く話ですけどね。。。

 

ちなみに、2016年の1年間で、SNSなどの交流サイトを介して性犯罪などの被害にあった18歳未満の子供は1736人(前年比84人増)だそうです。

 

※2017年4月21日の読売新聞より抜粋

 

被害者の95%は少女。

 

多くの子供が「スマホ」を媒介として、

(ツイッターやLINEやfacebookやぎゃるるを媒介として)

性被害に遭っているという事実。

 

もちろんこれは氷山の一角でしょうから・・・

実際の被害はこんなものではないと思います。

 

今回の川崎市中1殺害事件も
スマホを持ってたからこそ不良グループに入り、
このグループから抜けられなくなったわけで、

 

スマホさえ持ってなければ

上村くんは(結果的に)殺されずに済んだわけです。

 

あの時河川敷に行かなければ・・・

なんて思ったりもしますが、

 

川崎市中1殺害事件2

 

これは事故ではなく事件なので、

遅かれ早かれ・・・だったと思います。

 

犯罪に巻き込まれないようにするには、

根本を断たないといけません。

(スマホが根本なのではなく、その使い方が問題です)

 

防犯の為、なんてのは防犯ブザーで十分ですし、

それこそキッズ携帯で十分でしょう。

(防犯ブザーを持ってたら上村くんも助かったかもしれない・・・)

 

 

 

つまり・・・

 

親が子供にスマホを与える理由としては、

 

・友達が持ってるから

 

ほぼ、この一点に絞られるのです。

 

「我が子だけ持ってないとイジメられるのでは?」

 

と思ってしまうわけです。

 

女子中学生イジメ

 

女子中学生イジメ2

 

こういう構図を何よりも親は恐れるのです。

 

ご意見ください!中学生にスマホは必要ですか?

 

私達がもつ懸念は、

ほぼこの方の懸念と同じだと思います。

(是非、全ての回答をご覧下さい)

 

 

では、次。

 

じゃあ・・・

 

・スマホを持ってないとイジメられるのか?

 

この点につき、ほとんどの親は

「我が子がイジメられたら大変!」

と考えてしまいがちですが、

 

本当にそうなのでしょうか?

 

8割が所持している高校生ならまだしも、

中学生はイジメられるのでしょうか?

 

ネットで一通り調べてみましたが・・・

結論を出すのは非常に難しかったです。

 

というのも答えは千差万別。

環境や学校や地域や友達によっても

変わるので一概には言えないからです。

 

で、私が調べたところによると・・・

 

・スマホを持ってないと仲間外れにされる。

・スマホを持ってなくても別にイジメられない。

 

当たり前ですが、この2パターンになるわけです。

 

感じたのは、

 

スマホを持ってないことでイジメられるケースは、

 

驚くほど少ない!

 

ということです。もっと多いかと思ってたのです。
(「中学生 スマホ イジメ」などで検索してみてください)

 

でも、検索してもほとんどヒットしないのです。

 

もちろん、これはネット上での話で、

現実には「いじめ」が行われているのかもしれません。

 

しかしまあ・・・

現状中学生でスマホ持ってるのは51%ですから、

 

半々。

 

つまり、

 

「イジメられることはあるにせよ、一部の話である」

(地域差や学校差がある)

 

ということではないかと。

 

ツライのは、

「仲のいい友達がみんなスマホを持ってる」パターン、

それから

「所属グループがみんなスマホを持ってる」パターン。

 

このパターンで自分だけスマホを持ってないと、

イジメられることがあるかと思います。

 

しかし、所持率51%ですから、

持ってない子も沢山いるわけで、

 

スマホ持ってない=イジメられる

 

という思考はちょっと短絡的なのかもしれません。

(これがスマホ所有率8割以上の高校生になると違ってくると思います)

 

ネット上では、

むしろスマホを持った子供の悩みの方が

圧倒的に多かったですよ。

 

これ・・・是非順番に見てみて下さい。

LINEいじめ

 

LINEイジメで自殺未遂した子供

中高生の間で深刻化する“LINEいじめ”の怖すぎる実態

 

ほんっと、子供って容赦ないです。

よくこんな下らないことで相手を追い込めるな・・・と思います。

 

これはSNS上でのいじめ急増を警告する記事。

※読売新聞2017年10月27日掲載。

 

これは当然「氷山の一角」でして、

現実には、この数倍の

「誹謗中傷」「いじめ」があると思われます。

 

5年で3倍・・・今後さらに増えていくことは

間違いないでしょう。

 

というわけで、

 

・中学生がスマホを持ってないとイジメられるのか?

 

という問題は、

 

親の想像が過剰である可能性もあると思います。

逆に、

スマホを持つことでイジメられるケースも多々発生していることを

知っておかねばなりません。

 

子供はどうしてもスマホ欲しいですからね。

「スマホがないとイジメられる」

「友達みんな持ってる」

と言えば親が買ってくれるの分かってるんですよ。

(もちろん、本当にイジメられるパターンもあると思いますが)

 

しかし、だからといって、

中学生に安易にスマホを与えるのは危険です。

 

誤解のないように言っておきますが、

与えるな!と言ってるわけではありません。

与えるなら知っておく必要がある!ということです。

 

子供は簡単に、

スマホ依存になってしまうということを。

特にスマホゲーム依存は恐ろしい・・・

 

先程の記事をもう一回見てみましょう。

 

 

スマホによるネット利用率(1日平均)

小学生 70分

中学生 124分

高校生 170分

 

1日2時間以上利用する中学生は52.1%、高校生は72.1%。

 

中学生は1日2時間、

高校生は1日3時間弱、

スマホを弄っているのです!

 

何をしてるかって?

「LINE」「動画閲覧」「スマホゲーム」

ってなもんです。

 

これ、人生の役に立ちますか?

 

大事な思春期、大事な学習機に、

1日2時間も3時間もスマホに取られていいのでしょうか?

 

しかも、スマホは一度依存すると

容易に抜けられるものではありません。

(親も子供もなかなか依存症であることに気付かない)

 

スマホのせいで受験失敗(成績激落)、

スマホのせいで家庭崩壊(親との会話なし)、

 

となる子供や家庭が激増しているのです。

 

もちろん、中には

節度を持ってスマホを利用している子もいます。

スマホを勉学に利用している子もいます。

 

しかしそれ以上に

スマホの害を受けてる子供が多いのです。

 

これからもっとスマホ所有率は増えると思いますが、

自治体レベルで子供のスマホを抑制する動きも出ています。

子ども21時でスマホ禁止、刈谷市が大胆な試み

 

愛知県刈谷市ってのは、トヨタのグループ会社(DENSOとか豊田自動織機とか)がわんさとある、自動車工場の街ですよ。裕福な家庭が多いと思われますが・・・きっとスマホの所有率も高く、その弊害をいち早く見抜いたのでしょう。

 

こういう動きが全国に拡がるといいですね。

 

ホントは

 

「18歳未満は携帯所持禁止」

 

といった法律があれば一番いいのですが、
これは業界の大反対に合うので難しいのかもしれません。

 

連絡防犯についてはキッズ携帯で十分。

友達については親の過剰な思い込み。

 

「買ってあげたい!」と思う親は

買ってあげればいいと思いますが、

 

「本当に必要あるの?」と思う親は

子供がなんで欲しいのか?何のために必要なのか?を

じっくり話し合った方がいいでしょう。

 

その多くは単に

「LINEがしたいから」

「スマホゲームがしたいから」

「優越感に浸りたいから」

とかそんな理由でありますから、

 

「ガラケーで十分」

「キッズ携帯で十分」

というケースは多分にあると思います。

 

そんで本当に仲間外れにされてたら、

その時に検討すればいいのではないでしょうか?

 

もしくはLINEをする場合のみ、

親のスマホ貸すとか、

家で使えるPC・タブレットのみ与えるとか。

 

スマホ親子

 

 

次に行きましょう。

 

最初に「スマホは百害あって一利なし」と書きましたが、

その「デメリット」を並べてみましょう。

 

・価格が高い

・ネット依存

・スマホゲーム依存

・LINE依存

・有害サイト

・犯罪に巻き込まれる

・成績が下がる

・対面コミュニケーションが出来なくなる

・イジメ

・時間の無駄

 

細かいことを言えばもっともっと有りますよ。

「睡眠不足になる」とか「親との会話が無くなる」とかね。

 

逆にメリットはほとんどない!と言えるでしょう。最新のテクノロジーに触れる機会が・・・と言いますが、感覚で操作出来るスマホは、言うなら「だれでも扱える機械」。将来仕事の役に立つかと言えば疑問だし、実際使ってみて「スマホに詳しいぜ!」ってのが何か役に立ちますか?これがパソコンならまた話は別ですか・・・。

 

部活や習い事などの連絡にLINEを使っている・・・という話も聞きます。確かにそういった連絡はLINEが便利ですね。しかし、「便利」というだけで「ないと困る」という話じゃありません。スマホを持ってないのなら電話やメールで連絡すればいいのではないでしょうか?所持率8割の高校生ならまだしも中学生は・・・?

 

んで、デメリットを大きく分けてみます。

 

・経済面

・依存症

・安全面

 

この3つです。

 

だいたいね。

中学生に月額数千円~1万円弱かかるスマホを与えるってのが

 

バカげた話です。

 

なにゆえ、子供のスマホ代金なんぞを毎月毎月払わねばならんのでしょうか?買って終わりの玩具なら別にいいですよ。しかし、スマホ代金は毎月発生する固定費用です。年間に換算すると莫大な費用になります。その分のしわ寄せはどこに行くのでしょうか?当然、家計に行くわけですが・・・

 

これを見てる中学生・高校生の君!

自分の家の「収入」を知ってますか?

自分の家の毎月の「支出」を知っていますか?

 

お金があり余っている家庭であれば問題ありませんが、多くの家庭はそうではないと思います。住宅ローン(家賃)、食費、光熱費、学費、塾、習い事、交通費、駐車場代・・・毎月出て行く固定の費用「支出」はとんでもない額になるのです。子供にスマホを持たせる場合、なんとか家計をやりくりせねばならんわけです。

 

最も影響を受けるのはお父さんのお小遣い(涙)だと思われます。

 

現代のお父さんの平均的なお小遣いは39,572円。
(これは平均ですので、もっと低い小遣いの人が大半でしょう)

 

上司に叱られ、お客様に頭を下げ、朝から晩まで働いて、お小遣いは4万円弱・・・。これには昼飯代や交通費、飲み代も入ってます。サラリーマンなら接待もあるでしょうし、上司に付き合うこともありますし、部下を連れてくことだってあるわけです。2~3回飲みに行ったらスッテンテンですよ。

 

中学生にスマホ持たせるくらいなら・・・

 

その分・・・

お父さんのお小遣いを

増やさんかい!

 

トラの雄叫び

 

と声を虎の大にして言いたいです。

 

まあ、そうじゃなくても貯金に回すとかね。

ローンの返済に当てるとかね。

家族で月一焼き肉食べにいくとかね。

ソッチのほうが全然いいのではないかとオジサンは思うわけですよ。

 

・・・

 

それから、スマホの最も恐ろしい点。

 

先程も書きましたが、

スマホ依存症です。

 

布団でスマホ

 

スマホ依存は、

あなたが想像している以上に恐ろしいです。

 

スマホは大人でもハマるのです。

スマホゲームにハマってる大人なんてゴマンといます。

スマホゲーム依存の解決方法は?

 

タバコ麻薬と一緒。

一度ハマると中々抜けれられません。

 

まだ自分を律することの出来ない子供なら尚更でありまして、

簡単に依存症に陥ります。

 

LINEが気になって気になって仕方がない。
暇さえあればスマホゲームをしている。
スマホを肌身離さずに持っている・・・

 

という子供が爆発的に増えているのです。

最近のスマホ事情

 

極端な話だと思うなかれ。

依存症というのは本当に恐ろしいのです。

 

 

 

ちなみに、私自身「ネットゲーム依存症」になったことがあります。オンラインゲームにハマりにハマって、仕事以外の時間は全てオンラインゲームって生活です。抜け出すのに2年掛かりましたよ・・・。

 

先程の記事をもう一回見てみましょう。

 

 

スマホによるネット利用率(1日平均)

小学生 70分

中学生 124分

高校生 170分

 

なにゆえ2時間も3時間もスマホを触っているのか?

 

途中でやめられないからです。

触ってたらいつのまにか2時間、3時間経ってしまうのですよ。

 

LINEなどは返信がズンドコ来るので

コッチもドンブラコと返信せねばなりません。

そうこうしている内に2時間経ってしまうのです。

 

動画を一つ見終わった後には、

「次の動画」「あなたへのオススメ」なんてのが表示。

そりゃ見たくなるわ!って話で次々と見ちゃうのです。

 

スマホゲームは終わりがありません。

2週間でクリアしてしまうドラクエとは違い、

延々とプレイする羽目になり、あっという間に2時間経つのです。

 

その間勉強しろ!

 

とは言いませんよ(笑)。

 

しかし、13~15歳時の2時間って大事だと思うのです。

 

体を動かしたり、

お喋りしたり、

本を読んだり、

◯◯◯ーしたり(笑)、

友達と遊んだりした方がいいと思うんです。

 

くだらんスタンプ送ってる暇があったら、

 

北斗スタンプ

 

罰ゲームでエロ本買いに行かされた方がマシなのであります。
とても緊張します。笑

 

最近は、対人コミュニケーションが出来ない子供が増えてきてるそうですが・・・この多感な時期にスマホばっかりイジってると、目を合わせることさえ出来ない子供が増えて来そうで怖いです。

 

ちなみに、

「スマホ1日1時間以上」で子供の成績は下がるそうです。

沢山勉強していてもスマホをイジると成績下がるそうです。

中学生2万4000人調査が証明

 

スマホ使用時間と勉強時間

「スマホ使用は1時間未満」とコントロール出来るのであれば、成績上は問題無いようです!

 

・・・

 

最後に、安全面。

 

スマホは現実に身の安全を脅かす可能性があります。

 

それは、上村くんの事例を出すまでもありません。

 

時に、イジメの材料となったり、

ネット犯罪に利用されたりするのです。

 

被害者になるだけでなく、
加害者になることもあります。

 

個人情報が流出したり、

騙されたり、

お金を失ったりするだけでなく、

事件事故に巻き込まれたり、

巻き込んだりしてしまうのです。

 

この点はよくよく理解しておく必要があります。

もちろん、スマホ自体が悪なのではなく、

 

スマホは単なるツール。

 

なので使い方次第でありますが、

子供にはその使い方が分からないのです。

 

想像してみて下さい。

 

中学生の写真

 

中学生だったころの自分に、
善悪を判断することが出来ましたか?

 

誰かが誰かをイジメてたら、
一緒になってイジメるのでは?

 

傷つく相手の心を
分かって上げられましたか?

 

イジメられてる子を
助けることが出来ましたか?

 

罪を犯せば
罰せられると分かっていましたか?

 

私は、全く分かってませんでしたよ・・・。

 

中学生の頃の私・・・友達がヤンキー君にイジメられてるのを何度も何度も見たのですが、その度に見て見ぬ振りをしました。そのヤンキー君は怖くなかったのですが、背後のヤンキー軍団が怖かったのです。次に自分が標的になるのが怖かったのです。自分を含め、中学生なんてそんなもんだと思います。

 

世の中の仕組み、善悪、罪と罰、

そして人の心。

 

この辺が分かるまで、
スマホを子供に与えるべきではないと思います。

 

自分で自分に責任が取れるようになるまで
与えるべきではないと思います。

 

つまり、

 

高校生も・・・

 

ダメ1

 

ダメ!

 

ダメ2

 

自分で働いて、

お金の価値が分かってから、

自分で責任が取れるようになってから

初めて手にするものではないでしょうか?

 

現在では、

 

中学生はダメでも、

高校生になったらOK・・・という親が多く、

 

高校生のスマホ保有率はグーーーンと跳ね上がります。

 

小中高のスマホ所有率

 

しかしね、

 

高校生にも基本的には必要ないですよ。

 

驚いたことに、今の女子高生の中には、

一日平均7時間もスマホを使ってる子もいるんだそうな。

 

あんぐり・・・

 

あんぐり

 

いや、このデータホントかよ・・・?

 

・・・恐ろしい。

 

スマホは中学生にも高校生にも必要なし!

 

というのが私の結論なのですが、

 

実際問題、

高校生になったらしょうがなし・・・

な部分もあると思います。

 

さすがに友達80%持ってたら・・・

持たせてあげた方がいいのかな?

 

と、超反対派の私でも思ってしまいます。

 

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その代わり・・・

厳格なルールを決めましょう。

これは一例です。参考にして下さい。

 

・スマホは学校に持っていかない

・使う時間は夜9時まで

・スマホゲームは一切禁止

・夜はリビングに置く

・パスワードは全て報告(管理は親)

・メール、LINEなどを親がチェックする

・食事の時は絶対使わない

・人と話している時も使わない

・自転車に乗ってる時も使わない

・LINEは仲の良い友達・必要なグループのみ

・悪口を言わない、仲間外れ、イジメをしない

・出会い系などは絶対NG

・自分の画像をネット上にアップしない

・何かあったらすぐ親に報告

・ルールが守れなかった場合は即刻解約

 

スマホに関する限り、子供のプライベートとか子供の怒りとか気にしなくていいです。ドンドン介入していいと思います(誰が金払ってるんだ!って話です)。

 

そして、一つでもルールを守れなかったら即刻解約です。

 

むしろルール破って欲しい(笑)。

 

買い与える、という感覚ではなく、

制約付きレンタル

という感覚がいいでしょう。

 

「お父さんのスマホを一台貸すけど、ルールを破ったらスマホは解約。そして大リーグ養成ギブスの刑だぞ飛雄馬!」

 

頑固親父

 

でいいと思います。

 

しかし世の中大変便利になりましたが・・・

 

良くなってるのか悪くなってるのか、

 

よく分かりませんね。

 

この記事がなにかの役に立てば幸いです。

 

ではまた!

 

 

【追伸】お子さんにスマホ依存症の恐れがある場合。

受験や就職を控えた中学生・高校生・大学生の・・・最大の脅威は「スマホ依存症」です。本文中にも有りました通り、スマホの使用時間と比例して成績は落ちます。それも劇的に落ちます。そして・・・「スマホ依存からの脱却」は自分の意志ではどうにもなりません。スマホ依存症は、タバコやアルコールや麻薬への依存と基本構造が同じだからです。

 

じゃあ、どうしたらいいか?

 

誰かが救って上げるほかありません。当然それは親の役目です。病院に行く前に、親であるあなたがカウンセリングしてあげて下さい。出来るだけ早い方がいいです。専門的な知識がない方はこちらを参考にして下さい。子供にも効きます。

 

子供の依存症を治したい。