今後どうなる？普天間基地の辺野古移設問題について。

こんにちは！
ブログ管理人浅次郎です。

 

沖縄名護市の市長選が行われ、
辺野古移設反対派の稲嶺進氏が再選されました。

 

 

反対派である稲嶺氏当選による影響はこちらをご覧下さい。

 

最初に申し上げておきますが、
私は沖縄県民ではなく、沖縄の方々の苦しみも分からず、
沖縄の米軍基地についての知識も全然ありません。

 

また、この普天間基地の移設問題は、
直接私の生活に関係なく、米軍兵士と関わることもなく、
騒音問題も軍用機の事故に関する危機感もありません。

 

恥ずかしい限りですが、
この沖縄の基地問題についてずっと他人事でありました。

 

今さら聞けない（笑）、
普天間移設問題について簡単に説明すると、

 

 

・1995年、沖縄米兵少女暴行事件が起きる。

・米軍基地の反対運動が起きる。

・1996年、県内移設を条件に普天間基地の返還を決定。

・1999年、国・県・市が移設先として名護市辺野古に決定。

・2006年、日米両政府は「2014年までの辺野古移設完了」ロードマップに合意

・2009年、鳩山内閣が上記移設を再審議。「県外へ」主張。

・2010年、鳩山首相が県外移設を撤回。移設問題頓挫。

・2012年12月、安倍内閣が発足。移設問題が徐々に進展。

・2013年、安倍内閣による辺野古埋め立て申請。12月仲井真知事が承認。

 

ざっとこんな流れです。
1996年に普天間返還が決定されてからすでに18年が過ぎているんですね。

 

私は、普天間移設に関して「賛成」「反対」を述べる立場にはありません。

 

沖縄県民の方々の今までの苦労や痛みを考えると
「県外へ」という気持ちもとても分かります。なんとかならんのか？とも思います。
美しい辺野古の海を埋め立てていいものか？とても疑問です。

 

辺野古の海・・・

 

埋め立て予定の海。赤い線は滑走路。

 

しかし・・・

 

現実的に考えると、
「県外へ！」というのは難しいように思えます。

 

何故なら「中国の脅威」があるからです。

 

中国が尖閣～沖縄を狙っているのは周知の通り。これは現実的な一般論です。
大戦後、中国はチベット、ウイグル、モンゴルを軍事的に侵略占領し、
タイ、インド、ロシアなどとも紛争を起こしています。
すべて「覇権主義」「中華思想」に基づく共産党の領土的野望の為です。

 

その後、チベットやウイグル等がどういう目にあっているかはご存知の通り。
民族浄化の名の元に「信仰」を奪われ、「言葉」を奪われ、「自由」を奪われ、核実験の試験場にされています。→こちら参考まで。

 

そして、中国の尖閣・沖縄侵攻の抑止力となっているのが、

 

沖縄の米軍基地。

 

頭の中がお花畑の方以外、これに異論はないと思います。
正直な所、日本という国は「沖縄の米軍基地」を盾にして、
中国から身を守っているのであります。
（だから今回3000億円の巨費を沖縄振興策・負担軽減策に投じる）

 

 

つまり、中国にとっては「沖縄の米軍基地」は邪魔で邪魔でしょうがないわけです。
つまり、米軍基地の「県外移設」を叫ぶのは中国に利する結果となるのです。

 

沖縄の方々に負担を強いるのは心苦しい限りです。

 

しかし、現実問題として、日本が自立した軍隊を持てない以上、
米軍による庇護は必要なのではないでしょうか？

 

鳩山政権時代、あれだけ「県外移設」を叫び、検討した結果・・・
県外移設は無理という結果でした。

 

現実路線として辺野古移設は日米両政府にて合意している話であり、
2013年12月、仲井真知事も埋め立ての承認をしました。
（安倍首相の靖国参拝のおかげで、この話がメディアで騒がれることはなかった）

 

18年経って、やっと話が前に進んだのです。

 

ポイントは３つ。

 

・沖縄に米軍基地は必要（戦略的にも経済的にも）。

・安全上問題だった普天間基地は日本に返還される。

・日米は辺野古移設で合意している。

 

誰だって自分の住んでる街に米軍基地が出来るのは嫌でしょう。
しかし、米軍基地があるのは沖縄だけではなく、
横田・横須賀・座間・厚木などを含め、
米軍施設は29都道府県に、軍用施設は13都道県にあるのです。
（ただし、軍用施設の74％は沖縄に集中）

 

基地は嫌！どっか行って！

 

で、平和に暮らせればいいのですが、
米軍が去って喜ぶのは中国人民解放軍です。

 

反対するのは構いませんが、
将来中国が攻めて来た時にどうするのでしょう？

 

・・・

 

「浅次郎さん、辺野古住民は基地移設賛成ですよ」

 

ええ？

 

 

基地移設反対の稲嶺氏が当選し、
地域住民は「基地移設反対」だとばかり思ってましたが・・・

 

じゃあ、誰が反対してんの？

 

（詳しくは追伸2にて）

 

・・・

 

一つ勘違いしてはいけないのは、

 

米軍の兵士には、

私達を守る義務などないってことです。
（日米安保条約により、その責任はありますが）

 

 

私達は「いざとなったら米軍が守ってくれる」と思い込んでますが、
米軍兵士が戦うのは「アメリカの為」であって「日本の為」ではありません。

 

私達はそんな米軍を最大限利用するべきであって、
依存しきってしまうのは大変危険だと思います。

 

本来「自分達の国は自分達で守る」というのが、
世界中の国の常識なのであります。

 

私達が一番に守るべきものは、さて何なのでしょうね？

 

今は天国にいるたかじんさん・・・残念です。
10分程度で分かる沖縄の現実。是非ご覧になって下さい。
↓

 

 

【追伸】アメリカ大使館の年賀に・・・

安倍首相の靖国参拝に対して「失望」と表明したアメリカ。
逆に日本国内では安倍政権の支持率が急上昇。

アメリカ大使館の年賀に対する書き込みが凄まじいです。
↓
アメリカ大使館のfacebook

そもそも戦没者に対する慰霊は、どの国の指導者もやっていること。
オバマ大統領だって必ずアーリントン墓地に行くでしょう？
中韓はともかく（笑）、同盟国に「失望」などと言われる筋合いは一切ありません。
しかし、最近のアメリカの言動・・・
アメリカの衰退、世界のパワーバランスの微妙な変化を感じます。
何かがオカシイ・・・。

 

【追伸2】沖縄県の方からコメントを頂きました。

辺野古区民はほとんど基地移設賛成・・・なんだそうです。
何故、マスコミはこの事実を報道しないのでしょうか？

 

反米活動の真実

 

左翼は逮捕しろ！

 

辺野古区民の真実の声

 

辺野古の漁師さんに聞いてみた

 

このテントは・・・？

 

警察もおかしい？

 

稲嶺ススム氏の選挙法違反？

 

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