【3月10日発表】2023年2月米雇用統計回顧。

2023年3月10日、2023年2月の米雇用統計が発表されましたが、雇用者数は+31.1万人。失業率は3.4%→3.6%と0.2%上昇。為替はどう動いた?アメリカの雇用市場はどうなる?利上げの行方は?米国のシリコンバレー銀行が破綻?なんで?

 

どもども。asajiroです。

 

激震!SVBショック!

 

 

アメリカのシリコンバレー銀行、

シルバーゲート銀行、

シグネチャー銀行が相次いで破綻!

 

 

いやー!びっくりしましたねー。

いきなりの米銀行破綻!

 

しかもこのシリコンバレー銀行は米国で16番目に大きい銀行!

 

ななななんで???

 

・預金減少(業界の財務面の悪化?)

・急速な利上げによる国債の損失(18億ドル)。

 

よくわからんけど・・・

急速な利上げはやっぱり大きな歪みを生んでいたんですねー。

 

他にも・・・似たような状況の銀行あるのでは???

 

しかしこれで流れが変わるかも?

 

さて、

2023年2月の米雇用統計を回顧しましょう。

 

2023年2月米雇用統計

◎非農業部門雇用者数。予想:+20.5万人→結果:+31.1万人
◎民間雇用者数。予想:+21.0万人→結果:+26.5万人
◎失業率。予想:3.4%(前回3.4%)→結果:3.6%

 

予想より10万人ほど増加!

ただ、失業率は前回の3.4%から0.2%増えて3.6%。

 

前年比の平均時給は4.7%増の予想に対し結果は4.6%増。

先月は4.4%だったので・・・先月より上昇。

 

予想よりは控えめでしたが、

インフレは止まっていない?

 

ちなみに、木曜に発表された失業保険継続申請件数は、

予想165.9万人に対し、結果は171.8万人(前回は164.9万人)。

 

結構増えとるがな。

 

で、チャートはどう動いたかというと・・・

 

米雇用統計発表後のユーロドルのチャート。
上下を繰り返しながらユーロ高ドル安へ。

 

米雇用統計発表後のドル円のチャート。
200pipsほどドル安円高へ。

 

米雇用2月は予想上回る31.1万人増:識者はこうみる

ふむう。

この記事が出た時は・・・

「次回の利上げは0.25%か?それとも0.50%か?」

という議論がされているようですが、

立て続けに起こった米銀行の破綻・・・

それに伴う市場の動向によって、

FRBのスタンスも変わってくるかもしれません。

 

なんでも・・・

世界中の銀行株が売られて、

1000億ドルほど吹っ飛んだみたいっすからねえ。

 

さて、問題は今後。

次回のFOMCは3月21~22日。

この状況下で利上げは行われるのか?

行われるとしたら0.25%?0.50%もある?

 

とりあえず・・・

銀行破綻が他に波及しないことを祈ります。

 

ではまた!