2021年7月2日、2021年6月の米雇用統計が発表されます。雇用者数は増えるのか?失業率は改善する。アメリカの雇用市場は回復傾向?コロナの状況は?各州で制限解除の動きが活発になる?
どもども浅次郎です。
国内のワクチン接種はズンズン進んでるみたいですね。
最近は連日70~80万人の接種が行われてまして、
職域接種が進めばさらに接種率が上がって行くと思います。
菅総理の想定通り・・・
オリンピック開催までに
高齢者の接種は完了するのではないでしょうか?
そうなれば重篤患者も死者も大幅に減るでしょうからねー。
多くの方が持ってる
「不安」も薄れて行くと思いますけどねー。
まあしかし、
その不安を煽るばかりのマスコミはどうかと思います。
さてさて。6月雇用統計の予想を。
2021年5月米雇用統計の結果は?
まず・・・前回「5月米雇用統計」の結果は?
◎非農業部門雇用者数。予想:+65.0万人→結果+55.9万人
◎民間雇用者数。予想:+60.0万人→結果:+49.2万人
◎失業率。予想:5.9%→結果:5.8%
予想より10万人ほど悪い結果だった先月ですが、
チャートはどう動いたかというと・・・
米雇用統計発表後のユーロドルのチャート。
一気に80pipsほどドル安で反応。その後多少の揺らぎはあったけど週明けはまたドル安へ。
米雇用統計発表後のドル円のチャート。
50pipsほどドル安で反応。その後も上値が重くドル安基調。
と結構激しく動いたんですな。
最近は雇用統計への反応が大きい・・・
2021年6月米雇用統計の予想
◆雇用統計とは?
米雇用統計では、失業率とNFP(非農業部門雇用者数:nonfarm payrollsの略)を中心として、製造業就業者数・小売業就業者数・週労働時間・賃金インフレの状態を示す平均時給など10数項目が発表されます。
今回の「2021年6月米雇用統計」の予想。
◎非農業部門雇用者数:+69.0万人
◎民間部門雇用者数:+58.0万人
◎失業率:5.7%
先月に引き続き+60万人台、
失業率は0.1%改善する予想。
アメリカではワクチン接種が進み、
レジャーやエンターテイメントの入場制限が解除される州が増えて来てるんだそうな。
これは制限解除されたMLBエンゼルスの大谷選手を映した一コマ。
多くの観客が入っており、かなり密な状態。
しかもそのほとんどの観客が
マスクをしていないところが驚きですね。
日本だと・・・絶対こうは行かないでしょう。
で、アメリカの現在の新型コロナ感染者数はこんな感じ。
ワクチンの接種が広がるにつれ、
劇的に感染者が減っています。
それでも・・・1日あたり1万人前後。
まだかなりの数の新規感染者がいるのですが・・・
もうアメリカ人は意に介してないぽいですね。
日本の新規感染者はと言うと・・・
現在1000~2000人程度。
東京オリンピックを目前にしてるのもありますが、
まだまだかなり神経質な感じですね。
「リバウンドが怖い」
「また緊急事態宣言ってことになるのでは」
「東京ではまたじわじわ増えてる」
日本人の場合、ゼロに近くならないと安心しないのかな?
でもアメリカの数字を見ると、
これから減っていくと思いますけどね。
■雇用統計の後は?
さて・・・
先日のFOMCは・・・
市場がタカ派的と受け止め・・・大きく株安に!
パウエル議長が火消しに走ったため持ち直しましたが・・・
なんか危うい感じありますよね。
つまり・・・結局のところ
株価を支えてるのはFRBってことです。
この流れだと雇用統計でプラス材料が出ればドル高になるんじゃないかな?
というわけで今回の雇用統計は、
ドル高になる!
と予想しておきます。
アメリカではワクチン接種回数が3億回を越え、
ニューヨーク州では成人の70%がワクチン接種完了したのだそうな。
それに伴い、6月に多くのコロナ規制が解除。
普段の生活に戻りつつあるそうです。
スポーツ観戦の制限が解除されたのも6月の話ですしね。
というわけで、
雇用もドーンと回復するのではないか予想しておきます。
現在ドル円は110円の半ばを行ったり来たりしてますが、
111円越えて112円目指す展開になるかな?
それとも逆にここが天井かな?
ではまた!