【6月7日発表】2024年5月米雇用統計回顧。年内利下げはない?

2024年6月7日、2023年5月の米雇用統計が発表されましたが、非農業部門雇用者数は予想を大きく上回る+27.2万人!失業率も3.9%→4.0%と久しぶりに4%台となりましたが、雇用市場はさらに力強さを増してる様子。さて、為替はどう動いた?年内利下げはない?

 

どもども。asajiroです。

現政府の岸田政権はもうやること成すこと裏目裏目で

色々と叩かれまくってるわけですが、

 

 

まあヘタというかアホというかそれは違うだろ?と思うことが多々ありますね。

裏金問題で国民が納得行かないのは、

 

「おまえら結局何にいくら使ったんだよ?」

「銀座にでも繰り出してたんじゃねえの?」

「おまえらばっかりズルくね?」

 

という点なのであり、

その詳細を公表出来ないのであれば、

その金額を丸々罰金として議員から徴収するなりして国庫に収めりゃ良かったのですよ。

あるいは議員報酬を数ヶ月ゼロにするとかボーナスをゼロにするとかね。

 

とにかく違反した議員に

金銭的な痛みを与えるべきだったのです。

 

「ズルをしたので罰金を払う」

 

この至極当たり前なことをやらないから国民は納得しないわけでね。

派閥の解散とか役職の剥奪とか規制法改正がどうのなんてのにはあまり興味ないわけです。

 

逆に、これをサクッとやっとけば、

「岸田やるやんけ!」

となっていたかどうかは分からんけど、

今みたいな支持率にはなってないと思いますね。

 

まあ、ボロボロの岸田政権ですが、

中には称えられる施策もあるんですよね。

その一つが、

子ども手当の拡充。

 

 

これまで中学生までだったのが高校生まで拡充され、

第三子以降には3万円が支給されます。

子育て世代にとってはホントに有り難い話ですし、

少子化対策としてはかなり強いカードになると思います。

 

しかしこのままだと・・・

自民党は次の選挙で大敗しそうですねー。

まあ自業自得ですけど、

そうなるとどうなるんだ?

なんか西の方から風が起きそうな気がするなー。

 

さて、

2024年5月の米雇用統計を回顧しましょう。

 

2024年5月米雇用統計

◎非農業部門雇用者数。予想:+18.2万人→結果:+27.2万人
◎民間雇用者数。予想:17.0万人→結果:+22.9万人
◎失業率。予想:3.9%(前回3.8%)→結果:4.0%

 

今月は予想より大幅プラス!

失業率はちょいと悪化して3.9%から4.0%に。

 

前年比の平均時給は3.9%増の予想に対し結果は4.1%増。

先月は3.9%、先々月は4.1%・・・

賃金の伸びは順調に落ちて来てたのですが、ココに来てまた再加速した感じ。

 

これは、FRBにとってはちょっと想定外?

 

ちなみに、木曜に発表された失業保険継続申請件数は、

179.2万人(前回は177.4万人)。

微妙に増えてますねー。

 

で、チャートがどう動いたかというと・・・

 

ユーロドルは70pipsほどユーロ安ドル高になったあともジリジリとドル高が進み、週明けには窓も出現。ドル高の流れとなった。

 

ドル円は100pips以上一気に上昇!その後は一進一退を繰り返しつつ現在は高値で安定。

 

米5月雇用、予想上回る27.2万人増 失業率上昇も賃金伸びは再加速

 

今回の雇用統計は、

「予想外に強い」

という内容。

 

このままの状態で「利下げ」に動けば・・・

再び「インフレ圧力が高まる可能性がある」という話・・・。

 

こりゃFRBも動きにくくなったんじゃないですかね。

 

先月の時点では「利下げは9月」という話でしたが、

この感じだとおじゃんになりそう。

 

11月には大統領選があるので・・・

年内の利下げはもう難しいっすかね。

 

となると・・・

再びドル高圧力が高くなりそうな。

 

さて、問題は今後。

ドル円はココ最近ずっと高値圏で推移しており、

今回の雇用統計の結果を受け、またジリジリと上昇しています。

 

2度の介入砲も結局空砲になりそうな感じですねー。

この感じだとドル高局面が続きそうなので・・・

短期トレードをするならドル円の押し目買いが一番良さそう。

問題は介入砲再びがあるかどうかですねー。

 

しかし最近の物価高はもうやんなっちゃいますね。

熊本でも野菜が高いのなんの・・・

今月から電気代も上がる???

 

ではまた!