
2025年8月1日、2025年7月の米雇用統計が発表されましたが、非農業部門雇用者数は予想を下回る+7.3万人。失業率は横ばいの予想の4.2%。さて、為替はどう動いた?利下げはどうなる?9月確定か?0.5%となる可能性も。
どもども。asajiroです。
とんでもなく暑い日が続いていたかと思えば、
とんでもない大雨が降る・・・
毎日のように「過去最高気温を更新」「過去最高雨量を・・・」
というニュースが流れ、
先日も北陸や九州で線状降水帯が発生し、
大きな被害が出たようです。
しかしこれは日本だけの話ではなく、
中国では各地でとんでもない水害が発生していますし、
欧州ではスペイン・ポルトガルを中心に大規模山火事が発生しており、
ブラジルでは世界最大級の湿地帯パンタナルが干からびてるんだそうな。
アメリカは日本以上に暑いようです。
毎年毎年異常気象が報告されてますが・・・
10年後、世界はどうなってるんですかねえ。
さて、
2025年7月の米雇用統計を改めて見ておきましょう。
2025年7月米雇用統計
◎非農業部門雇用者数。予想:+10.6万人→結果+7.3万人
◎民間雇用者数。予想:10.0万人→結果:+8.3万人
◎失業率。予想:4.2%(前回4.1%)→結果:4.2%
今月は予想よりマイナス。しかも一桁!
これは雇用市場の鈍化加速と見ていいでしょう。
失業率は予想通りの4.2%。
前回より0.1%悪化したものの変わらず高水準。
前年比の平均時給は3.8%増の予想に対し結果は3.9%増。微増してますな。
というわけで、
引き続き低い失業率を維持しているものの、
雇用市場は縮小傾向。
ちなみに、木曜に発表された失業保険継続申請件数は、
197.4万人(前回は193.6万人)。
増えてますね。
で、チャートがどう動いたかというと・・・
ユーロドルは一気に180pipsほどユーロ高ドル安に!大きく動きましたねー。
ドル円も一気に200pips以上ドル安円高に!
→米7月雇用7.3万人増、予想以上に伸び鈍化 過去2カ月分も大幅下方修正
こちらの記事によると・・・
「伸びは予想以上に鈍化」
「5月、6月の数字も大幅に下方修正」
「9月の利下げ再開を後押しする可能性」
とありますな。
さて、問題は今後。
これだけ雇用市場の悪化が数字として表れれば・・・
9月は利下げとなる可能性が高そうですね。
今回の雇用統計で大幅にドル安となったのは、
市場がこれを織り込んだと見て良さそう。
むしろ0.25%の利下げではなく0.50%の利下げや、
9月・10月連続の利下げなどが議論されてるようです。
というわけで、
今後はやはりドル安の流れになりそうですねー。
ではまた!