【4月2日発表】2021年3月米雇用統計回顧。

2021年4月2日、2021年3月の米雇用統計が発表されましたが、雇用者数は+91.6万人となり予想を大きく超える数字!失業率も6.2%から6.0%に!これはドル高になった?為替はどう動いた?ドル円は?今後のアメリカの雇用市場はどうなる?

 

どもども。asajiroです。

世間では「コロナ第4波」とか何とか言われておりまして、

イギリス型の変異株が大阪を中心に猛威を奮っております。

 

で、大阪府は「医療緊急事態宣言」を発出。

 

正直もう・・・限界!というお店も多いのではないでしょうか。

正直もう・・・うんざり!という人も多いのではないでしょうか。

 

そして行楽シーズンを迎える日本各地の観光地も閑古鳥・・・。

 

 

人、少なっ!

 

こういう風景が日本各地で見られるわけです。

 

ちなみに・・・私、この春休みに

家族で「県内の遊園地」に行ってきたのですが・・・

絶好の行楽日和だったにもかかわらず

かなり人少なかったです・・・。

例年の半分くらいかなあ。

(検温、消毒、密回避などコロナ対策は徹底されていました)

熊本なんて新規感染者は「1日あたり0~5人」程度なんですけどねえ。

 

世の中・・・毎日毎日

「新型コロナの感染者数」に一喜一憂し、

自粛を求め、自粛をしているわけですが、

それより大事なことがあるような気がします。

 

ちゃんとコロナ対策をした上であれば、

もっと出来ることがあると思うけどなー。

 

さて、2021年3月の米雇用統計を回顧したいと思います。

 

2021年3月米雇用統計結果

◎非農業部門雇用者数。予想:+64.7万人→結果+91.6万人
◎民間雇用者数。予想:+57.5万人→結果:+78.0万人
◎失業率。予想:6.2%→結果:6.0%

おお、予想を大きく超える91.6万人!

失業率も6.2%から6.0%に大きく改善!

 

 

アメリカではワクチン接種拡大に伴い、

約1年ぶりにテーマパークが営業を再開した所も多いんだそうな。

 

他、レストランやバーなどの飲食業も大きく雇用を伸ばし、

レジャー・接客業が28万人増加したんだそうな。

米雇用統計、3月は7カ月ぶり大幅増 失業率6%に改善

 

ちなみに、木曜に発表された失業保険継続申請件数は、

予想377万人に対し、結果379万人。

先月の384万人から5万人減少。

こっちはあんまり微減であんまり変わってない。。。

 

で、チャートがどう動いたかというと・・・

 

米雇用統計発表後のユーロドルのチャート。上下に振れるも・・・イッテコイでほぼほぼ変わらず。

 

米雇用統計発表後のドル円のチャート。ちょいとドル高で反応するも・・・・その後はドル安へ。

 

というわけで、

動かんのかい!

と言いたくなる感じで為替はほとんど反応せず。

 

先月に引き続き、大きく雇用が改善したのにねえ。

 

これは何故かというと・・・市場は

「織り込み済み」

ということみたいですな。

 

つまり、米国は今、ワクチン普及やバイデンのバラ撒き政策により、

雇用が急激に回復しており、

この程度の上昇では驚く価値なし・・・ということだったのでしょう。

 

雇用統計の予想は「ドル高」としていたのですが・・・

まあ今回は殆ど動いてないので当たりもハズレもなかったですな。

 

■今後のドル円の動きはどうなる?

さて、問題は今後。

ドル円は一時111円に届くところまで上昇。

 

これは米国の金利上昇(日米金利差)が大きな原因と言われていますが、

雇用統計後・・・週が明けて下落に転じています。

 

これは、

「米金利上昇の一服感」

が原因となっていますが・・・・

 

これでドル円の「上昇トレンド」は終わりなのか?

それともこれから「下落トレンド」に変わるのか?

 

これは難しいところですが、

鍵を握るのが「コロナ」であることは間違いなく、

アメリカ経済が「ワクチン普及」によって回復しているのも間違いなく、

もうちょっと「上昇トレンド」が続くような気もしますね。

 

日本は今「コロナ第4波」に晒されており、

関西圏以外でも変異株が流行するのは必然って気がしますねー。

再度「緊急事態宣言」なんてことになったら

さらに円安が進むかもしれんですな。

 

しかし、今後は日本でもワクチン接種が拡大していくでしょうし・・・

そうなると感染拡大は収まって行くのかな?

 

さて、どうなりますやら。