イチローの国民栄誉賞授与について。

 

こんにちは!浅次郎です。

 

2013年、日米4000本安打を達成したイチロー。

 

 

毎年200本を20年続けてやっと4000本という大記録。

 

イチロー4000本安打イチメーター

 

もちろん、日本プロ野球の記録と大リーグの記録は別。
この記録は参考記録としてしか残りません。
(大リーグの記録も3A等で打ったヒットなどは含まれません)

 

が、その偉業は誰しもが認める所でしょう。

 

イチロー4000本安打

 

第一、イチローは、

大リーグのシーズン最多安打記録262本を達成した男です。

 

過去のヒーロー達と肩を並べて
「伝説」となって語り継がれるべき選手。

 

大迫よりもハンパないのであります(笑)。

 

 

で、気になるのが、

イチローへの国民栄誉賞の授与。

 

国民栄誉賞

 

資格としては十分過ぎるほどで、
すでに過去2回「国民栄誉賞」の授与を打診されたとか。

 

1回目は2001年、大リーグに渡ってすぐ。
首位打者・新人王・最多安打のタイトルを取った年ですね。

 

2回目は2004年、最多安打記録を打ち立てた時。

 

いずれも、

 

「まだ若いので、出来れば辞退したい」
「表彰を受けるとモチベーションが低下する」

 

と辞退しているのです。

 

しかし「受け取らない」と言ってるわけではありません。
表彰を受けるとモチベーションが下がって選手生命が短くなる!
と言っているのです。

 

なので松井秀喜選手のように、
引退と同時に「国民栄誉賞授与」ということになるかもしれませんね。

 

ちなみに、

国民栄誉賞と言っても、お金や年金などがもらえるわけではありません。

 

国民栄誉賞、賞状と記念品

 

「賞状、盾、記念品」がもらえるだけ。

 

文化功労賞だと「年額350万円」が貰えますし、
オリンピックの金メダルは
JOCから「300万円」+報奨金(競技によって変わる)がもらえます。

 

それに比べ・・・
国民栄誉賞は名誉のみが与えられる賞なんです。

 

過去に、国民栄誉賞を打診された「世界の盗塁王」福本選手が、

 

国民栄誉賞、福本豊

 

「そんなもん貰っちまったら立ち小便も出来なくなっちまう」

 

と言って断った話は有名ですが、
賞金や年金があったらこんなセリフが出てきたかどうか(笑)。

 

まあ、実際に辞退される方が多いのも事実。

 

日本国民に勇気を与え
誇りを抱かせてくれた

栄誉ある人に贈るのが国民栄誉賞。

 

もっと優遇されてもいいと思いますけどねえ。