貯金がいくらあれば老後破産は防げる?大事なのは収入>支出。

今、老後破産状態の方が高齢者世帯の4割に登るそうです。減る年金、増える医療費、上がる消費税・・・安心な老後にするために必要なのは?

 

ブログ管理人のasajiroです。

 

最近良く聞く単語で
「老後破産」ってのがありますよ。

 

老後破産

 

老後破産って何?

 

(うーむ。タバコの吸い殻あるように見えるけど?)

 

老後破産とは、

 

定年退職後、
高齢者が生活保護基準より
低い収入で生活している状態のこと。

 

であります。

 

現在その正確な実態は分かりませんが、
全高齢者世帯の3~4割に達するのだとか。

 

まじっすか

 

マジっすか!

 

今現在、年金貰ってる世代は
結構裕福なのかと思ってましたが・・・

 

その3~4割の人達のうち、
1/3は生活保護を受けているそうです。

 

残りの2/3は
老後破産状態で生活してることになりますね。

 

と言うか・・・
「生活保護基準」が高過ぎる、という話もありますよ。だから、年金生活者の方が生活保護より低い収入になってしまうという話です。

 

最低賃金より生活保護の方が高い状態は改善したとか何とか言ってますが、

 

最低賃金で一生懸命に働いてる人、

 

最低賃金と生活保護

 

沢山いますから!

 

※しかも生活保護受給者は、実質無税、国民健康保険免除、国民年金免除、医療費ゼロです。

 

東京都の最低賃金は869円ですが、
熊本の最低賃金なんて664円ですよ。

 

コンビニのバイトなんて
ほとんど最低賃金ですよ。

 

これで一日8時間、
月25日働いても132,800円です。

 

しかし!

 

東京の生活保護だと135,000円くらい貰えるそうですよ・・・。
生活保護

 

バカヤロー

 

んで、高齢者が生活保護を受けると、

 

「貰ってる年金」「生活保護基準額」

 

の差額が貰えるわけですが・・・

 

だったら、

 

「国民年金収めなくても生活保護でいいんじゃね?」

 

ということになりゃしませんか?
だってこの差額が貰えるわけでしょ?
例え年金ゼロでも生活保護レベルのお金は貰えるわけです。

 

・最低賃金で働いてる人以上に貰えるシステム。
・年金納めなくても差額が貰えるシステム。

 

これって、

 

正直者がバカ見るシステム

 

正直もんがバカを見る

 

ってことじゃないですかねー?

 

わたしの個人的意見を書いておくと

 

生活保護は、
最後の最後のセーフティネットであって、
支給するにしても

最低限度の衣食住

 

が確保されるレベルでいいと思いますけどね。

 

具体的には、
現金支給をヤメて現物支給にする。
住居は、県営や市営の安い集合住宅、
もしくは仮設住宅に強制移住。
衣服や生活用品等は全国から不要品を集める。

 

これでいいと思いますがどうでしょう。

 

生活保護ババア

現金支給にするからこんなババアが出てくる。

 

 

ま、いいや。話を戻します。

 

老後破産かどうか?
という基準は置いておいて、

老後破産状態の方が増えているという話です。

 

なんでそんなことになってるのでしょう?

 

1、年金が少ない

国民年金の月額は満額で64,400円。夫婦二人で128,800円。これで生活するのは確かにちょっと厳しいですね。このケースは個人事業主のパターンですが、「高齢になっても引退しない」もしくは「後継ぎと生計を共にする」ということが前提のシステムです。

サラリーマンが受け取る厚生年金はどうでしょう?平均的な夫婦二人の厚生年金額は226,925円だそうです。うん、家賃がベラボーに高いとか、多額のローンが残っているとか、消費癖がヒドイとか、そういうケースは別にして・・・これだけあれば普通に暮らせそうです。

 

2、お金の使い過ぎ

老後の貯金は3,000万円あればいいと言われてますが、もちろん使い方によってはあっという間です。旅行、趣味、ペット、宗教、買い物、子への支援・・・それから、病気になった場合の医療費。貯金が減るのは速いですよ。

 

3、住宅ローン

今後増えていくであろうパターンが、この老後ローン破産です。私の周りにも35歳くらいでマイホームを建てる人が多いのですが、そのほとんどが「フラット35」でローン組んでますよ。すると・・・返済終わるのが70歳。今、60歳が定年の会社が多いわけですから(順次65歳になってますが、まだまだでしょう)、退職後、10年もローンを払わないといけないわけ。
これはキツイ・・・
仮に22万円の年金があったとしても住宅ローンで1/2~1/4が持って行かれるわけで・・・これはかなり節約しないといけなくなりますね~。というわけで、住宅ローンを組む場合、現役世代で終わるようにした方がいいんじゃないかなーと思います。

 

まあ、色々と理由があるかと思いますが、

 

老後破綻の一番の理由は、

貯金が少ない!ということでしょう。

 

一般的な退職後の貯金の基準は
「3,000万円」と言われてます。

 

しかしたんまり退職金が出る大企業や公務員ならいざ知らず、普通の中小企業に務める会社員の退職金なんて雀の涙です。しかも住宅ローンなどの返済に使ってしまうケースが多いのです。

 

3,000万円なんて・・・

という方が多いのではないでしょうか。

 

そんな金がどこにあるんだ

 

では、

退職後必要なお金を計算してみましょう。
ここでは60歳の退職後、

80歳まで生きると仮定します。

 

月々に必要なお金×12×20年退職後に必要なお金。

 

例えば、夫婦二人の賃貸マンション暮らし。家賃、光熱費、生活費、食費、娯楽費、医療費、保険費用、ペット代などで月25万円掛かるとしたら、

 

25万円×12×20=6000万円

 

つまり、この場合、

老後の費用として6,000万円掛かるわけです。

 

もちろん、実際は
車を買い替えたり、
テレビ買ったり、
ゴルフクラブ買ったり、
旅行に行ったり、
孫にお年玉上げたりするでしょうから、

 

もっと掛かるでしょう。

 

で、月々の収入は年金です。

 

月々の年金×12×15退職後に貰えるお金。
(年金は65歳から支給なので5年少ない)

 

これは個人によって変わるでしょうけど、
一般的なサラリーマンの家庭なら226,925円。
切り良く227,000円で計算してみましょう。

 

227,000円×12×15=4,086万円

 

収入が4,086万円
支出が6,000万円

 

つまり、

 

約2,000万円の赤字。

 

ってことは、

 

2,000万円貯金があれば大丈夫!

 

ってことですね。

 

しかしまあ、年々寿命も伸びてますし、医療費などが掛かるケースもありますし、もっと余裕がある老後を過ごす為にも3,000万円くらいは欲しい!ということでしょう。

 

優勝賞金3000万円

 

上記のケースは、

 

・月々に必要なお金

・月々の年金額

 

によって大きく変わりますので、
是非、ご自身に照らし合わせてざっくり計算してみてくださいね。

 

で、老後破産が増えてるってことは、

 

皆、2,000万円も貯金持ってない!

 

というわけでありまして、

 

じゃあ、どうすりゃいいの?

 

俺にどうしろと

 

と、お思いの方が多いと思いますが、

 

これは、実は超簡単な話でありまして、

 

収入>支出

 

の状態にすれば良いのです。

 

そうすりゃ貯金なんて1円も要りませんよ。

 

はぁ?

 

まじで?

 

と、怒りと疑念が入り混じった顔になってる方多数だと思います。

 

そんなの当たり前やんか!

 

と思ってる方多数だと思います。

 

しかしね。

 

これ、みなさん頭の中では分かってるつもりですが、
実はほとんどの方が思考停止状態。

 

その証拠に!

 

今!

 

月々の収支を毎月きちんと記帳していますか?
収入と支出をきちんと把握してますか?

 

ゲゲゲ・・・

 

の女房の再放送でも見ようかな!

 

と思った方は老後破産の素質アリですよ?

 

人は皆、お金はあればあるだけ使うものです。
足りなくなったら借金してでも使うものです。
これは老後になっても同じ話で、今までの生活レベルを落とすことは中々難しいのです。

 

退職したから携帯解約しようって方がどれだけいますか?
車は売却してしまおうって方がどれくらいいるでしょう?

 

収入より支出が多い状態。

 

収入<支出

 

となってる高齢者が老後破産状態となっているわけです。

 

今日の記事は、
この記事をネタ元にして書いたのですが、
高齢者世帯の4割は老後破産状態?少ない年金、住宅ローン、子どもの借金…貯蓄4千万でも危険

 

この記事では、

 

「生計が成り立たなくなったら、遠慮せずに生活保護を申請するべき」

 

とありますよ。

 

ア、アホか!

 

おまえアホか!

 

と管理人は思うのです。
そんなこと言うヤツがいるから、
生活保護受給者がドンドン増えて行くのです。

 

恥ずかしくないの?

 

と思うわけですよ。

 

いや、もちろん憲法25条が定めるところの
「国民は健康で文化的な最低限度の・・・」というのは分かりますよ。
最終的なセーフティネットとして生活保護は必要でしょう。

 

しかし、これは最終的であるべきで。

 

もう働けないし、
頼る人もいないし、
切り詰めるところも何もない・・・
生活保護を受けないともう生きて行けない・・・

 

という最終的なポイントで
支給されるべきだと思うのです。

 

「生計が成り立たなくなったら遠慮なく」

 

ではないと思うのです。

 

もちろん、年金だけでは全く生計が成り立たない!という方もいるでしょう。

 

老後破産、収入と支出

 

こういう方ですね。どうやっても生活出来ないという方(一人暮らしで生活費40,000円ってのが謎ですが)。こういう方はしょうがないと思いますが、それでも一定の条件を課するべきでしょう。

 

老後破産とか何とか言ってますが、

 

問題は、

 

収入<支出

 

この状態にあるわけですよ。
だから貯金が減ってくわけでありまして、貯金が無ければ老後破産となるわけです。

 

解決するには、

この状態を解消させればいいわけ。

 

そのためには、

 

収入を増やすか、
支出を減らすか。

 

これまた単純な話で
これを実践すればいいわけ。

 

今の高齢者は元気ですからね。
近所で働き口を見つけて働いてもいいし、
貯金があるなら投資に回してもいいでしょう。

 

また、個人で商売をやってもいいと思います。
老後って結構長いわけで、
60歳で起業したっていいわけですよ。
PC一つでなんでも出来ますし、
何かスキルがあるならそれを活かしてもいいでしょう。

 

近所の子供集めて絵画教室やってもいいし、
託児所みたいなのを作ってもいいでしょう。
庭の剪定請負でもベビーシッターでもなんでもいいじゃないですか。

 

月に数万円でも収入があれば、大違いなのです!

 

もう働けない!

 

というのであれば・・・
支出を減らす他ありません。

 

まずは家賃。
高ければもう引っ越しですよ。

 

同じ地域でも安い所があるはずですし、
思い切って田舎に引っ越せば家賃は
グーーンと下がって都会の半分以下ですよ。

 

生活費だってかなり安く済みます。
これだけで、
多くの老後破産が救われると思います。

 

ローンが払えないのであれば、
思い切って売却。

 

そして家賃が安い所に引っ越せばいいでしょう。
苦しみながら生活するより
よっぽどいいですよ。

 

携帯は解約。
車も売却。
要らぬ保険も解約。
ネットも解約。
新聞も解約。
月に掛かる固定費は片っ端から解約。

 

もちろんパチンコも競馬もダメですよ。
お酒も禁止、タバコも禁止。
ペットも旅行もゴルフも盆栽も禁止です。

 

そして、

 

収入>支出

 

の形を作るのです。

 

苦しくなってから変えるのではなく、

貯金を切り崩す前に変えるのです!

 

あっちょんぷりけ

 

うーむ・・・

 

勢いで書いたものの、

 

こうは、

 

なりたくないわー!

 

この話も・・・

 

「65歳から年金がちゃんと支給される」

 

というのが前提ですからね。

 

老後破産・・・そうならないためにも、

 

今が大事ですよ。

 

今、何を考え、どんな行動をするか?

で、私達の老後は変わります。

 

出来れば、

 

年金に頼らずとも裕福に暮らしていける
継続的な収入・自分で稼ぐスキルが欲しいものですね。

 

俺にどうしろと

 

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