こんにちは!ブログ管理人の浅次郎です。
どうも・・・消費税増税は先送り。
年末には解散総選挙。
という流れになるみたいですね。
こないだ「たかじんのそこまで言って委員会」を見てたら
解散総選挙って話が出てましたが本当にそうなるとは・・・。
私自身、特に自民党支持者ではありませんが、
現在の安倍政権の施政に関しては・・・
概ね肯定的です。
経済政策「アベノミクス」に関しては賛否両論あると思います。
評価をするのは10年後、20年後になるでしょうから
現時点でハッキリ是非を言うことは出来ませんが、
短期的に政治主導でデフレ脱却を行う為には
この方法しかなかったのではないかな~と思います。
ドル円は77円から116円へ。文字通り、大企業は息を吹き返しました。
TPPに関しては・・・私は専門外だし直接関係しないし、よく分かりません。
アメリカのための経済政策であることは間違いないと思いますが、
現状日本はアメリカの子分みたいなもんですからね。
それが例え理不尽なものであったとしても、
ある程度の要求は飲む必要があるのだと思います。
(早く対等な立場になりたいものです)
そして安倍政権の実績で何より評価しないといけないのが
集団的自衛権の閣議決定。
それから「特定秘密保護法」の成立。
これらは日本の安全保障を考える上で非常に重要な点です。
多くの左翼メディア、左翼政党から批判されましたが・・・
朝日新聞もヒドイけど、東京新聞もヒドイなあ・・・
どうやったら『戦地に国民』なんて発想が出てくるんだろう?
マスコミに怯まずに成し遂げたのは大きいですよ。
「集団的自衛権の閣議決定」後、
欧米はもちろんアジア諸国(中韓除く)もこれを歓迎。
尖閣に対し強気一辺倒だった中国の態度も変わり・・・戦略転換してます。
(だからと言って尖閣を諦めたわけではありませんが)
「靖国神社参拝」についても私は評価します。
こんなもんは「大東亜戦争崇拝」でも「軍国主義」でもなんでもなく、
戦没者への「慰霊」です。
私達は日本の為に戦って死んだ戦没者に感謝しないといけません。
「戦争肯定」と「戦没者慰霊」は全く別の話です。
地方経済の回復、
女性活躍に関してはまだまだ道半ばだと思いますが、
外交・安全保障に関しては
かなり成果が上がったのではないでしょうか。
安倍首相の外国訪問数は半端ないですよ。
→歴代総理大臣の外国訪問一覧
安倍首相の訪問国数は49カ国に登るそうで、
【世界で最も活発な首相】と言われてるそうです。
それまでの民主党政権時代の日本外交はほとんど不能に陥っていたわけですが、
安倍首相の活躍でガラリ一変!
・・・諸外国のインフラ整備の日本への発注は3倍に増えたのだとか。
また、安倍首相は
「ダボス会議」
「OECD閣僚理事会」
「NY証券取引所」
「ロンドン王立国際問題研究所」
「オーストラリア連邦議会」
などで英語のスピーチも行なってますよ。
あ、そういえば東京のオリンピック誘致の際もスピーチしてましたね。
堂々としたもんです。
今までの日本の首相ってそんなんやってましたっけ?
さらに・・・
オーストラリアのアボット首相とも仲良しですし、
インドのモディ首相とも非常に関係良好です。
対ロシアではウクライナ問題で表向き制裁をしてますが、
プーチンともいい関係だと聞きます。
対中国で同じ悩みを共有する
フィリピン・ベトナムは日本を支持してますし、
インドネシア、タイなどとの関係も良好です(中国と綱引きしてます)。
中国サイドといわれる
ミャンマーでさえ日本になびいてる・・・という話も聞きます。
対北朝鮮の拉致問題に関しては・・・
「安倍政権の間に解決させる」と言ってます。
水面下でどこまで話がついてるのか・・・分かりませんが、
ここまで力強く「解決させる」という政権は今までありませんでしたよ。
そして、対中国・対韓国に対しては
一切妥協しませんでしたよ。
これは安倍首相が正しい歴史認識を持っているからであり、
「靖国問題」にせよ「領土問題」にせよ「慰安婦問題」にせよ
親中左翼勢力の圧力に一切屈しなかったことを意味します。
(自民党にせよ民主党にせよ、今までの政権は簡単に屈した)
んで、結局、先日日中首脳会談が行われましたが、
(おそらく日韓首脳会談も近いうちに行われますよ)
「突っぱね続ければ相手が折れる」わけですよ。
朝日新聞みたいに捏造を認めることにも繋がるわけです。
少なくとも「嘘」を認めたり放置したりしたらいかんのです。
「嘘」は「嘘」だとちゃんと言わないとね。
対アメリカに対しても上出来だったと思います。
ベッタリ過ぎず、かと言って離れ過ぎず・・・
特に「尖閣は日米安保の範囲内」という言質を取ったのは大きいですよ。
あまりマスコミは報道しませんが、
昨今これだけ外交が上手く行った政権は
少ないのではないでしょうか?
韓国では、
安倍首相が現代に蘇った安重根に暗殺される・・・
というトンデモ本がベストセラーになるくらい
「安倍憎し」(円安憎し)みたいですが
それだけ安倍首相の上げた成果が妬ましい羨ましいってことでしょう。
もちろん安倍政権の施策の中には
疑問に感じるものもありますが、
この2年間、大筋で素晴らしい結果だったと思います。
何より安倍首相は「歴史感」がいいですよ。
今回、
この2年間の安倍政権の「信」を問う!
という解散総選挙ならば、
私は「是」としたいですね。
さて、
前置きが長くなりましたが(前置きだったんかい!)、
消費税増税先送りの件についてちょっと書きます。
あ、増税先送りの是非は私には分かりません。
正しいかもしれませんし、間違ってるかもしれません。
こんなもん、やってみないと誰にも分かりませんし、
政治的決断をするのは半端ないプレッシャーだと思います。
ただ、状況は前回(8%を決定する時)とは違うと思います。
私自身は「増税はイヤだけど仕方ないわー」という意見です。
先日、日本年金機構から「ねんきん定期便」が届いたのですが、
現時点での私の年金額は「690,300円」らしいです。
(国民年金+厚生年金)
(あくまで現時点です。先々どうなるかは分かりません)
年に690,300円ってことは月に57,525円。
こんだけかい!
と思いましたが、
今まで収めた保険料納付額は5,320,276円。
つまり、貰う年金の7~8年分しか納付してないのです。
(5,320,276/690,300=約7.7)
(あくまで現時点での話です)
ってことは、年に690,300円でも貰いすぎ。
もし私が年金受取開始から8年以上長生きしてしまった場合・・・
年金マルマル丸儲け。
となりますよ。
つまり、多少数字に違いはあるでしょうけれども、
長生きしている人のほとんどが・・・
そういう「丸儲け」状態だと推察されますよ。
(収めた金額より貰う金額の方が多い)
いや、もちろん国にその責任があるわけでして、
丸儲けの人達が悪いってんじゃなく、
システム自体が破綻してるってことではないでしょうか。
(人口増、物価上昇を前提としたシステム)
日本は世界一の長寿国ですからねえ・・・
年金暮らしの爺さん婆さんの生活は、私達労働世代が担うことになるわけですが、
社会保険料だけでは全く追いつかないわけですよ。
ちなみに、厚生年金受給額の早見表がこちら。
国民年金受給額の早見表がこちら。
平成15年以降、平均月収30万円で会社員として40年務め上げた場合、
83.1万円(厚生年金)+80万円(国民年金)
で年間163.1万円が支給されることになります。
※計算が複雑ですし、いつ法改正されるかわかりません。
上記はあくまで参考まで。
んで、
消費税増税。
社会保障全体を見渡せば・・・仕方ないかなーと思いますよ。
(それか年金大幅カットかのどっちか)
(必要な分は自分で稼げばよろし)
これからもっと少子高齢化が進むわけで、
労働世代が年金世代を支えるのはもはや不可能。
であれば、違う財源が必要なわけで・・・
今はその財源がなく国の借金に頼りきってるわけですよ。
日本の借金なんぞ大したことない!
という意見もあるかもしれませんが、
次世代にツケを回してるのは間違いない事実でありまして、
自分が良ければそれでいい!
とは、私には思えないのであります。
・・・
今回の増税見送りは、
景気の落ち込みを防ぐため!
という判断でありまして、
これは「景気」「株価」を考えると英断かもしれません。
私個人は
「上げられるときに上げといた方がいいんじゃないのー?」
と思いますが、
確かに、短期間で2度の消費税増税は
景気回復に致命傷を与えかねず、
(景気が腰折れすると増税しても税収が減る)
「景気の腰折れを防ぐのが一番。増税はするけどちょっと延期」
という説明で諸外国や投資家を納得させることも出来るのかもしれません。
(増税見送り観測が出て、株高・円安になったしね)
ただ、財政再建という国際公約を破ることになりますし、
日銀は増税の援護射撃として追加緩和の発表をしたわけで・・・
増税見送りとなると「はしごを外される」格好になりますね。
増税先送り・・・となった時、
諸外国がどういう動きをするのか?
国債価格はどうなるのか?
これはリスクがある話でありまして、
周到な準備と丁寧な説明が必要になると思います。
その点、解散総選挙で国民に「信」を問う!というやり方は、
上手いやり方ですね。
「国民に信を問うからちょっと待ってくれ!」
と対外的に言えるわけですよ。
任期を2年残し、圧倒的多数を占めてるのに解散総選挙をするのは
普通に考えれば常識外れですからね~。
仮に総選挙で自民党が勝てば、
「日本国民は増税先送りを選んだ」と言えるわけです。
そして、今の日本に野党の流れはなく、
(分裂・統合の最中で、どの党もイメージが良くない)
アベノミクスの成果に疑問を持つ人達も
「株価上昇」「給与上昇」「デフレ脱却」
には期待せずにいられませんよ。
それから・・・
増税時期を延期したとして(17年4月?)、
同時に「軽減税率」を導入するという話になってますよ。
商品毎に税率を変え、
「食料品」や「日用品」等は税率を低くすることが出来れば、
低所得者層にとって消費税は「万々歳の税金」となります。
「増税延期」というタイミングで
「解散総選挙」なら自民党が勝つんでしょう。多分。
安倍政権にもっと頑張って欲しい!
と思ってる方は総選挙ノープロブレム、むしろ・・・
マッスルドッキング!
な感じで圧勝となるかもしれませんね。
私個人も、引き続き安倍首相に頑張って欲しいと思ってますが、
(自民党というより安倍さんを応援したいです)
維新の会、次世代の党、みんなの党にも
頑張って欲しいと思いますよ。
しかし野党再編って必要なんかいな?
与党再編目指した方がいいんじゃないかな?
日本の為に頑張ってくれる政治家を応援したいです。