私達の老後資金は一体いくら必要?5000万円という人もいれば、1500万あれば十分という人もいます。もちろん、老後の年金、収入、健康状態、ローン残高、家族構成、生活スタイルなどによって大きく変わりますが、大事なのは預貯金額より老後収支。老後に備えてお金を貯めるのではなく、投資や副業や独立で収入を増やすことを考えろ!
「老後資金」
なんだか嫌な言葉ですねえ(笑)。
老後を考えると
不安になる方はとても多いと思います。
私は3人子持ちのアラフォー子育て世代で、
今は子育てで精一杯。
老後のことなど考える余裕は全然ないのですが、
今後避けては通れないし、
知ってるようで知らないことが多いので、
記事を書きながら、
ちょっと勉強しておきたいと思います。
さて、
老後資金って・・・
いくらあったらいいんでしょうね?
5000万円必要って話もありますし(ヒィィ!)、
1500万円あれば十分って話もあります。
→「老後は夫婦で貯金5000万円必要(約35万/月)」 その根拠をツッコんで調べた結果…あてずっぽうと不安の現れだった
いろいろと調べた結果、
2500万円くらいってのが平均ぽいですね。
→老後資金どうする?~あさイチ「足りない!?わたしの老後マネー」より
に、2500万円?
まじか?
退職金がドカンと出る大企業や公務員ならまだしも、
中小企業に務める一般的なサラリーマンにはもんげー!
って数字ですよねー。
しかし・・・
もちろん、こんな数字は個人によって千差万別で、
答えなんてありません。
・収入(年金・給料・投資・副収入)
・支出(もろもろ)
・健康状態(医療費)
・ローン残高(家賃)
・家族構成
・生活スタイル
・資産の有無
によって変わるからです。
なので、
個人ごとに「いくら必要か?」を算出する必要があるのですが、
未来の健康状態とか生活スタイルなんて分かりませんので、
現時点で分かることだけを調べましょう。
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はい。コトは単純ですよ。
ポイントは、
老後の収入と支出です。
つまり老後収支。
老後の収入と支出がプラマイゼロなら、
老後資金は一円も要らないわけ。
老後の収入-支出がマイナスになる場合に、
老後資金が沢山必要になるのです。
仮に、毎月5万円マイナスなら、
5万円×12月×20年(85歳まで生きるとして)=
1200万円必要ってわけ。
ですよね?
もちろん、急な医療費とか家のメンテ費とか冠婚葬祭費とかは別に必要ですが、
現時点でハッキリ分かる話ではありませんので
無視して簡単なシュミレーションしてみましょう。
まずは収入。
サラリーマンで60~65歳で退職し、
老後は職につかないのであれば・・・
収入は年金のみとなりますな。
これはだいたいの数字ですが・・・
現在40歳台のサラリーマンだと
夫婦で月16~18万円
といったところでしょうか?
現60歳の方より3~4万少なく、
かなり厳しい現実です。
持ち家で住宅ローンも完済しており、
子供も完全に独立しており、
健康で、節約を心がければ、
なんとかやっていけるかもしれませんが・・・
そうでなければマイナスになっちゃいそうですね。
少なくとも趣味や旅行に使うお金はなさそうです。
なので・・・
今後は、
定年後も職に就く!
あるいは、
定年後も収入を発生させる!
というのが一般化するでしょう。
つまり、
「定年まで勤めたらご苦労さん!」
って時代ではなく、
「定年後もミッチリと仕事をせにゃならん!」
って時代なのです。
きっと貴方の顔も漫画太郎風になったと思いますが(笑)、
しかし逆に言うと、
定年後も仕事をするのであれば、
年金+お給料
が収入となりますので・・・
毎月の収支をプラスにすることが十分可能ですね。
夫婦でアルバイトやパートをすれば、
月に10~20万円くらいにはなるでしょう。
しかしそれも70歳、75歳くらいまででしょうか。
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次に、支出を見てみましょう。
これは平成28年の一般的な無職夫婦の支出です。
267,546円・・・
まじすか。
結構掛かるんやね・・・
と思ったのですが、
実はこれには住宅ローン・家賃が含まれていません。
(マンションの住居費用が大きくなっているのは管理費・修繕積立費などが徴収されるため)
私の周りには・・・
40歳でフラット35(35年ローン)とか組んでる人がいますね。
彼らは75歳までローンを払うことになるわけで、
定年退職してからも延々と住宅ローンを払うことになります。
なので・・・家やマンションを買う場合、
少なくとも定年退職のタイミングで完済出来るようにすべきですよ。
これは、今からローン組む方はぜひ憶えておいて下さいね。
また、持ち家ではなく賃貸の方は当然家賃が発生するわけで、
老後はこれが大きくのしかかって来ます。
仮に家賃が月8万円だとすれば、
月々の支出は約34万円・・・これはきつい。
次に大きいのが食費です。
平均は65,000円くらい。2人で一日2,000円。
外食費も含めてですから・・・妥当な額でしょう。
大事なのは
「食費はこのくらい掛かる!」
ってことを認識しておくこと。
後は絶対必要な「光熱費」「通信費(スマホ・ネット)」「保険」・・・あと、「娯楽」「交際費」も結構掛かります。「その他」ってなんでしょうね?孫にやるお小遣いとか?プレゼントとか?
もちろん、節約するところは節約出来るでしょうけど、
この表を元に、自分の老後の支出がどのくらいなのか・・・
ぜひ計算してみて下さい。
私もやってみようっと。
■浅次郎の場合(持ち家、夫婦二人)
・非消費支出(税金など)・・・約30,000円
・食費・・・50,000~60,000円
・住居・・・月々の支払いはなし。メンテナンス費用?
・光熱費・・・約20,000円
・家具、家事用品・・・5,000~10,000円?
・被服、履物・・・5,000~6,000円?
・保険医療・・・4,000~5,000円?
・交通、通信費(車・ガソリン代・スマホ代)・・・30,000円
・娯楽費(主にゴルフ)・・・20,000~30,000円
・交際費・・・10,000~20,000円?
全部足すといくらになるかな?
約18~20万円。
むう・・・私の年金が16~18万円ならチョイマイナスか・・・!
(ゴルフ何回やれるかな?←バカ)
うちの場合・・・
やはり持ち家で、田舎暮らし(熊本)なのが大きいのですが、
それでもマイナスですよ。うーむ。
しかも、これはギリギリの線で計算してますから・・・
(住居メンテナンス代や医療費などは計算に入れていない)
実際はそんな単純な話じゃないですよ。
ただ、この・・・
老後の「収入」と「支出」を今のうちに計算しておくと、
自分の老後が明確に想像できると思います。
プラスなのか?
マイナスなのか?
仮に、マイナスなら、
いくらマイナスなのか?
ちょっとマイナスなのか?
大きくマイナスなのか?
それによって、
必要な老後資金は変わるのです。
でね。
老後収支がマイナスだったからと言ってもね。
悲観する必要は全く無いです。
なぜなら、
今から対策しておけばいいだけの話だから。
・老後収入につながる資格を取っておく。
・老後収入につながる投資をしておく。
・老後収入につながるコネを作っておく(再就職)。
・老後も稼げるように副業をやっておく。
・老後に独立する。
あるいは、
・車を手放す。
・保険を見直す。
・通信費(スマホなど)を見直す。
・安い家賃のところへ引っ越す。
・子供と同居する。
といったことを考えれば良いのです。
「老後資金は2,500万円必要」
なんてのは、
何も考えてない無策の場合の話で。
「お金を貯めておく」より・・・
「お金を生み出す方法」を考える!
あるいは
「出ていくお金を削る」ことを考えた方がいいです。
これがプラスになれば、
大きな貯金は必要ないのですから。
そもそも預貯金を切り崩しながらの生活ってツライですよ。
長生きすればするほど苦しくなって行くわけで。
過去は変えられませんが、
未来は変えられます。
今のうちから色々と考えておくことをオススメします。
まあ、いずれにせよ、
定年後は年金でユッタリ・・・
なんてのは絵空事になりそうですね。
参考になれば嬉しいです!
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浅さ〜ん、喜代で〜す!
53歳ですが率直に子供に金がかかりますよ。1人→学費(塾から大学まで)、習い事、運転免許、成人式、結婚式(結納等)他、出産……もうやめよ!
浅さんは3人ですから・・・3千万かな?
プラス、親の老後生活、自分の老後生活
は必ずついて廻りますね!
結論→一生稼がないといけない世の中で年金生活設計は間違いの基ですね!
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一生稼がないといけない世の中・・・その通りっすねー。