2022年1月7日、2021年12月の米雇用統計が発表されます。アメリカではオミクロン株が猛威を奮い、感染者が激増していますが・・・雇用市場はどうなってる?雇用者は増える?利上げの予定はいつ?
どもども浅次郎です。
明けましておめでとうございまっす!
今年も宜しくおねがいします!
さて、昨秋からずっと・・・
つかの間の平和?だった我が国日本ですが、
オミクロン株の上陸により徐々に感染者が増えてますねー。
まあ、新型コロナがゼロになることはなく、
いつかは「第6波」が来るとみんな思ってたわけで。
その時が来ただけの話ではありますが・・・
聞くところによるとオミクロン株は毒性が弱く、
重症化する割合は従来の株に比べかなり低いとのこと。
もうほとんどの国民がワクチン接種してるわけだし、
これはもう・・・
ほんとに、
インフル扱いでいいんじゃね?
さてさて。12月雇用統計の予想を。
まず・・・前回「11月米雇用統計」の結果は?
■2021年11月米雇用統計の結果
◎非農業部門雇用者数。予想:+55.0万人→結果:+21.0万人
◎民間雇用者数。予想:+53.0万人→結果:+23.5万人
◎失業率。予想:4.5%→結果:4.2%
前回は予想を大きく下回る結果。
ただし、失業率は大きく改善して4.2%。
チャートはどう動いたかというと・・・
米雇用統計発表後のユーロドルのチャート。
こちらも一旦激しく反応した後は狭い範囲でレンジへ。
米雇用統計発表後のドル円のチャート。瞬間的に上下したあとはドル安へ。
前回の時点ではまだオミクロン株の影響は少なかったわけだけど・・・
現在米国ではオミクロン株が猛威を奮っており、
一日の新規感染者数が50万人・・・
え?
100万人?
あっという間に、
先週の2倍になっとるやんか!
バイデン大統領が懸命にワクチン接種を呼びかけてますが・・・
アメリカって接種率60%くらいなんだよね。
そんな中発表される今回の雇用統計は・・・
どうなる?
◆雇用統計とは?
米雇用統計では、失業率とNFP(非農業部門雇用者数:nonfarm payrollsの略)を中心として、製造業就業者数・小売業就業者数・週労働時間・賃金インフレの状態を示す平均時給など10数項目が発表されます。
■2021年12月米雇用統計の予想
◎非農業部門雇用者数:+40.0万人
◎民間部門雇用者数:+36.5万人
◎失業率:4.1%
前回20万人台に減っていたのですが・・・
今回40万人の予想・・・
失業率もさらに回復して4.1%の予想。
米国ではオミクロン株が全体の95%となり、
倍々ゲームで感染者が増え、
ついに100万人近くになり、
入院患者も増えてるわけですが、
死者は増えてないんだそうな。
つまり、
オミクロン株は感染力は強いけど、
毒性はそんなに高くないという仮説は・・・
実証された!
と言えそうですね。
で、米国の雇用市場で何が起きてるかというと・・・
→アングル:オミクロン株が米労働力供給妨げ、大量退職で鮮明に
・労働者の大量退職。
・労働需要>労働供給
・賃上げ
つまり新型コロナの影響で現場の働き手が減っており、
企業は労働者不足に喘いでいるということ。
その結果賃金が上昇してインフレ圧力がさらに高まってるというわけ。
しかし・・・退職した人たちはどうやって生活してるんですかね?
手当かなんか出るのかな?
いずれにせよ・・・
オミクロン株の感染拡大の割に米国市場・個人消費は活発で。
労働需要はさらに高まっており、
今回の雇用統計は、
雇用者増・ドル高になる!
と予想しておきます。
しかしこれ・・・
アメリカの感染者数は200万人とか行くのかもしれんね。
そしてまた・・・
数カ月後には新しい株が出てくる?
ではまた!