2024年9月6日、2024年8月の米雇用統計が発表されましたが、非農業部門雇用者数は予想をやや下回る+14.2万人。失業率も4.3%→4.2%とやや改善傾向。労働市場は相変わらず底堅い?為替はどう動いた?9月の利上げは確定だけど0.25%?0.50%?テレビ討論会の結果で変わる?
どもども。asajiroです。
アメリカ大統領選・・・どうなりますかねえ。
先日の銃撃事件で一時は・・・
トランプ氏で確定(トラ確)
とまで言われていましたが、
バイデン氏の撤退でどっちに転ぶか全く不明の大激戦に。
今日はテレビ討論会が行われ、
トランプ氏とハリス氏が直接対決するようです。
投票日は11月5日。
当然、その結果は為替・株・経済にも大きく影響します。
複雑過ぎてどうなるかちょっと分かりませんが・・・
トランプ氏勝利:ドル高(円安)
ハリス氏勝利:ドル安(円高)
という予想が多いみたいですね。
まあ、これも当たるかどうか分かりませんし、
一時的なもので長期的に見ればまた分かりませんけど。
さて、
2024年8月の米雇用統計を改めて見ておきましょう。
2024年8月米雇用統計
◎非農業部門雇用者数。予想:+16.4万人→結果+14.2万人
◎民間雇用者数。予想:13.9万人→結果:+11.8万人
◎失業率。予想:4.2%(前回4.3%)→結果:4.2%
予想より小幅マイナス。
民間雇用者数も小幅マイナス。
失業率も一気に0.1%改善して4.2%に。
ココ最近は悪化の一途だったわけですが、やや改善した模様。
前年比の平均時給は3.7%増の予想に対し結果は3.8%増。
先月は3.6%、先々月は3.8%・・・
ずんずん下がってたんですが、こちらはちょっと増えてしまった感じ。
というわけで、
先月に続き、雇用市場はやや低調。
9月の利下げにはほぼ確定と言われていますが、
問題は0.25%になるか0.5%になるか?
今回の雇用統計は微妙な結果でしたが、さてFRBがどう動くか?
ちなみに、木曜に発表された失業保険継続申請件数は、
183.8万人(前回は186.0万人)。
やや減った感じか・・・
で、チャートがどう動いたかというと・・・
ユーロドルは激しく上下したあとに元サヤ。その後はユーロ安ドル高へ。
ドル円は142円~144円の幅で大きく上下!現在は回復して143円台で推移。
→米雇用、8月14.2万人増で予想下回る、失業率は4.2%に低下
こちらの記事によると・・・
「労働市場は緩やかなペースで減速している」
「FRBはおそらく0.25%ポイントの利下げを実施」
とありますな。
まあ、米大統領選前でもありますし、
0.25%の利下げが妥当?となりそうです。
さて、問題は今後。
先月の記事で
「まだドル売りチャンス」
と書きましたが、
明らかにトレンドが変わった感がありますよね。
FRBの9月利下げ(FOMCは17~18日)は確定的であり、
すでに市場は織り込んでますが、
それでも利下げが決まれがドル安になりそうです。
ただ、今はテレビ討論会の方が重要かもw
双方にとっても大勝負!