【7月5日発表】2024年6月米雇用統計回顧。ドルは天井?

2024年7月5日、2023年6月の米雇用統計が発表されましたが、非農業部門雇用者数は予想を大きく上回る+27.2万人!失業率も3.9%→4.0%と久しぶりに4%台となりましたが、雇用市場はさらに力強さを増してる様子。さて、為替はどう動いた?利下げはどうなる?

 

どもども。asajiroです。

いや、トランプ氏の銃撃事件には驚きました。

 

 

まだ、真相はわかりませんが、

まさか単独犯で米大統領候補の命を脅かすことが出来るとは。

 

 

映像を見る限り、

トランプ氏が助かったのは偶然だったように思えます。

 

安倍さんの時もそうでしたが・・・

今や怖いのは組織より個人?

 

政治家は命がけですね。

 

さて、

2024年6月の米雇用統計を回顧しましょう。

 

【2024年6月米雇用統計】

◎非農業部門雇用者数。予想:+19.1万人→結果:+20.6万人
◎民間雇用者数。予想:16.0万人→結果:+13.6万人
◎失業率。予想:4.0%(前回4.0%)→結果:4.1%

 

今月は予想よりちょいとプラス!

ただし民間雇用者数はややマイナス!

失業率は今月も悪化して4.0%から4.1%に。

これは2021年11月以来の水準。

昨年7月は3.5%だったので結構悪化した感じありますねー。

 

前年比の平均時給は3.9%増の予想に対し結果は3.9%増。

先月は4.1%、先々月は3.9%・・・

先月伸びたのですが、今月はまた落ち着いた感じ。

 

これは、FRBにとってはちょっと想定外?

 

ちなみに、水曜に発表された失業保険継続申請件数は、

185.8万人(前回は183.2万人)。

前回の数字も後から修正されて増えたのですが・・・

さらにに増えてますねー。

 

で、チャートがどう動いたかというと・・・

 

ユーロドルは瞬間的に40pipsほど上下したもののすぐに元通り。

 

ドル円も瞬間的に上下したもののすぐに元通り。

 

米6月雇用20.6万人増、失業率4.1%に上昇 賃金伸び減速

今回の雇用統計は、

「労働市場の減速が明らかになった?」

という内容。あくまで「?」でまだ確定ではない感じ。

 

ロイターの話によると、

「9月に利下げを開始する」という確率が72%になったらしいですねー。

先月は利下げ時期が遅れるかも・・・

という話でしたが、

このまま順調に行けば9月に利下げとなりそう。

 

となると・・・

 

ドル円はこの辺が天井?

 

さて、問題は今後。

 

先日は、日銀による「介入」とおぼしきドル売りの値動きがありましたが・・・

 

 

今回は反発する感じがありません。

これは介入への警戒もありますが、

9月のドル利下げが現実的になったことを表しているのかも。

 

ということは・・・ドル売りチャンス?

 

ではまた!