新型コロナワクチンって接種した方がいいの?

【浅次郎コラム】新型コロナのワクチンって接種した方がいいの?接種しても再感染の危険性がある?来年もまた接種することになる?来年以降は有料?mRNAワクチンって安全なの?副反応・副作用は?年齢別の感染者数・死亡者数は?接種した方がいいのは60代以上、そして疾患持ちの方だけ?10代、20代、30代、40代、50代は必要ない?

 

新型コロナのワクチン接種が始まってⅠヶ月になりますねー。

 

 

現在は「医療従事者」への接種が行われているわけですが、

現時点で35万人がⅠ回目の接種を終えたようです。

これが多いか少ないのかよく分かりませんが、

まだまだ果てしない道のりなのは確か。

 

ちなみに・・・

アメリカではすでに3500万人が1回目の接種を完了してるんだそうな。

日本の100倍。これはアメリカの人口の10.5%に当たる数字。

で、感染者が減ってるかというと・・・

まあ減ってるといえば減ってるんですが、

それでも一日あたり5万人。

 

 

累計はもうすぐ3000万人に達する感じです。

日本とは桁が違いますねー。

 

ただ、こんな状況でもアメリカの雇用市場は改善されてきており、

株価も最高値を更新して上昇一途。

 

 

これは「長期金利の上昇」「2兆ドル規模のコロナ対策」が影響しているわけですが・・・

日経平均も連れて上昇してますし、最近はドル円も延々と上昇しています。

こうなると・・・

 

さてどこまで上がるのか・・・?

 

という所が誰しも気になるところだと思いますが、

テクニカル的にも色んなインジケータ的にも

そろそろ天井となるはずなんですよねー。

しかしこういう時はテクニカルとか無視して上昇することもあるので注意が必要です。

 

さて、話を戻しまして、

新型コロナのワクチン

についてちょっと書いておきたいと思います。

 

■新型コロナワクチンは接種した方がいい?

これは日本のワクチン接種スケジュール。一般人はいつになるのやら??

 

まず、今回の新型コロナワクチンについての基本的なことを知っておく必要があります。

「コロナワクチンに期待しすぎてはいけない」免疫学者が断言する厳しい現実

 

まとめると、

・接種しても感染の可能性がある(毎年打つ必要がある?)。

・発症予防に関しては高い効果がある。

・mRNAワクチンは今回世界で初めて使用される。

・アナフィラキシーの頻度は高い。

・長期的な副反応は全然分からない。

ということですねー。

 

多くの方は新型コロナを恐れるあまり、

無条件でワクチンの接種を考えていると思うわけですが、

 

ちょっと待てよ?

 

■新型コロナワクチンは毎年接種しなければならない?

まず、この新型コロナワクチンは・・・「一回打てば大丈夫」というわけではなさそうなんです。1年以内に抗体がなくなる可能性が指摘されており、またウイルスが大きく変異する可能性もあり、来年もまた接種しなければならない・・・という可能性が高いのです。

可能性、可能性って書いてますが、現時点では確実なことは誰も何も言えないわけで、こう書くよりないんです。

 

しかしこう書くと分かりやすいですね。

インフルエンザのワクチンと同じ。

 

 

インフルエンザにもA型だのB型だのとありまして、

さらにその亜種が沢山あるわけですが、

毎年ワクチンを接種しないといけませんよね。

新型コロナウイルスも同じ・・・

である可能性が高いんだそうな。

 

■新型コロナワクチンは来年以降有料?

そして今回の国内ワクチン接種は無料なわけですが、毎年毎年全国民無料って訳には行きません。数千億円レベル(色々込みで1兆円くらい?)の膨大なお金が掛かるからです。もちろんこのお金は税金や国債で賄われるわけで、これを毎年続けるのはかなりムリがあるでしょう(今年は緊急性があるのでしょうがない)。

 

ってことは・・・

結局来年以降は、有料・任意での接種・・・

つまりインフルエンザと同じようなことになるんじゃないかと。

 

ちなみに、アメリカにおける新型コロナウイルスの接種費用は

約40ドル。

インフルエンザと大体同じくらいの費用なんだそうな。

日本もそうなりそうですね。

 

■新型コロナワクチンは未知のmRNAワクチン

それから、新型コロナワクチンの非常に怖い点が

「mRNAワクチン」であるという点。

「mRNAワクチン」というのは従来の「生ワクチン」や「不活化ワクチン」とは違い、ウイルスの遺伝子情報を元に作られたもの。

 

 

今回世界で初めて認可され、

世界で初めて人体に接種されることとなりました。

もちろん今回の「mRNAワクチン」は臨床期間が極端に短く、

安全であると確実に言えるわけではありません。

これをもって

「世界的な人体実験」と言ってる人もいますねー。

 

それから日本でも報告がありましたが、

アナフィラキシーショックを発症する方が結構多いって点。

まあ、これは他のワクチンでも発症するみたいですが。

 

そして・・・

「長期的な副反応」はサッパリ分からないという点。

これが最大のデメリットだと思います。

何もないかもしれないけど、何かあるかもしれません。

 

■ワクチンによる発症予防効果は高い

もちろん「発症予防効果がある」というメリットも見逃せません。

これはお医者さんのブログ

いよいよ新型コロナワクチン接種開始

この方は自身も接種すると言ってますねー。

重症化リスクが高い高齢者や疾患持ちの方は命に関わりますし、

人と接する機会が多い職業の方や、

ワクチン接種が仕事をするための条件となる方は、

接種を積極的に考えるべきだと思います。

 

■年齢別の感染者数・死亡者数は?

しかし、20代、30代、40代、50代で、疾患がなく、健康な方はどうでしょう?

ワクチンを打つ必要があるのかどうか?

 

これは年齢別、男女別の新型コロナ死亡者数です。10代、20代、30代、40代で亡くなる方はほとんどいません。50代でもわずかです。60代になると若干増え、70代から急増します。そして女性より男性の方が明らかに多いですね。これは新たな発見だなー。60代の女性もほとんど亡くなっていません。

 

そしてこれは年齢別に見た感染者と死亡者のグラフ。厚生労働省がまとめたデータで、2021年1月に出されたものです。これを見ると・・・明らかに若者の感染者が多いですよね。しかし亡くなってる人は殆どいません。亡くなった方のほとんどが60代、70代、80代以上なのです。というか全体の約63%が80代以上です。これはある意味・・・死期が迫っていた、あるいは寿命といっても過言ではないのではないかと言ったら怒られるので言いませんが(多くの方が加齢による疾患を持っている)、普通に風邪をこじらせて肺炎で亡くなる方は大勢います。肺炎が死因で亡くなる方は年間10万人。その多くが高齢者。

 

死亡率を見ると・・・10代、20代、30代は0.0%(厳密に言えば0%じゃないけど限りなく0に近い)。40代で0.1%、50代で0.3%、60代から数字が跳ね上がって1.4%、70代が4.5%、そして80代以上が12.3%。全体では1.4%ですが、これは60代以上の方が占める割合がめちゃくちゃ大きい!と言えるでしょう。

 

新聞やニュースを見てると・・・

新規感染者が◯◯人

亡くなった方が◯◯人

重篤患者が◯◯人

・・・と報道されるため恐怖感を煽られてしまいますが、

 

 

10代、20代、30代、40代、50代の方の致死率は

わずか0.0~0.3%なのです。

(亡くなった方のほとんどが疾患持ちだと思われます)

 

例えば40代なら・・・新型コロナに罹ったとしても、

亡くなるのは1000人に1人いるかいないか。

 

インフルエンザの致死率は0.1%程度ですから・・・

似たようなもんですね。

 

つまり、多くの10代~50代の健康な方にとって(疾患持ちの方は除く)、

新型コロナはそう恐れる対象ではない!

ということです。

 

あ、いや、もちろん感染対策は

しっかりしなければなりませんよ。

マスク・手洗い・うがい・3密回避は必須です。

 

ただ、必要以上に恐れる必要はないってこと。

 

つまり・・・

 

■新型コロナワクチンは接種したほうがいいのか?

・10代~30代はほぼほぼ必要なし。
・40代~50代もまあ必要なし(特に女性)。
・60代は接種した方がいい。
・70代以上は必須。
・接種しないと仕事に支障が出る方は仕方なし。
・家庭内に高齢者がいる方もした方がいい。

 

若い年代の感染者はほとんどが無症状感染者と言われています。そしてワクチンの効果は「感染予防ではなく発症予防」。若い年代はそもそも発症することが少ないわけですが・・・それでもワクチンを打つ必要があるのかどうか?今回のワクチン接種においても「16歳以下」は対象に含まれていないんですよね。これは政府が「16歳以下は感染しても大丈夫(発症しない)」と判断しているわけであり、これは10~30代でもほぼ同じことが言えると思います。40~50代になると0.1~0.3%ほどリスクが上がりますが、これもほぼほぼ必要ないのではないでしょうか(疾患持ちの方は別ね)。

あと、医療従事者や人が集まる施設で働く方、あるいは接客業、飲食系といった業種ではやはりワクチン接種は必要でしょうか。あと家庭内や身近に高齢者がいる場合も接種したほうがいいかもしれません。

 

ここまで書いて気づいたのですが、

新型コロナがインフルエンザと決定的に違うところは・・・

乳児、幼児を含む低年齢者は

ほぼほぼ重篤化しないってこと。

(10歳未満の死者数はゼロ!)

 

子供がインフルエンザに掛かると

高熱を出して命の危機になることもあるわけですが、

新型コロナではその可能性がほとんどないのです。

つまり、

子育て世代のお父さんお母さんは、

「子供に感染するリスクを考えてワクチンを打つ必要がない」のです。

これは大きな差ですねー。

 

というわけで、

 

40代、疾患ナシ、持病なし、インフルにも罹ったことがない浅次郎は・・・

「ワクチン接種する必要ないんじゃね?」

と思い始めているところです。

 

今年接種したとしても、

また来年必要になるわけですし・・・

仕事柄、面と向かって人と会う機会もほとんどないし・・・

夜の街を徘徊することもほとんどありませんしねー。

 

もちろん

「あなたも接種しなくていい」

と言ってるわけではありません。

 

メリットとデメリットを比較して、

必要なら打った方がいいし、

必要ないなら打つ必要はないってことです。

 

しかし今の世の中の風潮だと・・・

「ワクチン接種は当たり前」

「ワクチン接種はある意味義務」

という感じになっていますが、

自分で情報を集め、

自分で考え、

自分で判断するのが大切だと思います。

 

参考まで!