熊本県、荒尾漁協でマジャク釣り!初心者でも釣れるのか?

2016年5月21日、熊本県荒尾市の荒尾漁業組合の干潟にてマジャク釣り(シャク、アナジャコ釣り)に挑戦して来ました!マジャクは初心者でも釣れるのか?道具は何が必要?クワはいくらすんの?筆は現地調達で大丈夫?あったら便利なアイテムは?料金はいくら?家族でも来れる?さて結果は・・・?

 

こんにちは!ブログ管理人の浅次郎です。

 

和食店でたまたま食った郷土料理

 

「マジャクの天ぷら」に衝撃を受け、

 

マジャクの天ぷら

 

これ・・・荒尾の干潟で捕れるらしいぞ?

 

自分たちで釣ってきたら

食い放題じゃね?

 

という安易な考えに至った41歳のおっさん二人で・・・

 

行ってきましたマジャク釣り!

 

マジャク釣りとは・・・?

 

マジャク釣り道具

 

熊本、荒尾漁協の場所はココ。

荒尾漁協地図3

荒尾漁協地図2

菊水インター(南関インターでもOK)で降りてグリーンランド方面へ。グリーンランドの前の道をずーっと西へ。突き当たってから左に曲がるとすぐ。

 

干潮時、ここに広大な干潟が出現するのです。

荒尾漁協マジャク釣り

 

マジャク釣りに絶対必要なのは・・・

クワマジャク釣り専用の筆!
これは荒尾漁協で購入することが出来ます。

 

マジャク釣りの筆・・・1本150円
マジャク釣り用のクワ・・・5500円!

 

は、はうあ!

 

はうあ

クワって5500円もするんか!
(かなり立派なクワです)

 

って漁協の人聞いたら

 

「近所のホームセンターだともう少し安かばってんなー」

とのこと。

 

まあしかし、ホームセンター行くのも探すのも面倒だし、
マジャク釣り用の筆とともに荒尾漁協でご購入。

 

このクワ・・・絶対必須のアイテムなだけに、
これを持ってないとどうにもなりません。
しかし5500円という値段で後ずさりする人もいるはず・・・。

 

1回1000円とかでレンタル制にした方が取り組みやすいし、
漁協も儲かると思うけどなあ。

 

他にマジャク釣りに必要なもの。

・長靴(裸足だと怪我します。サンダルだと埋まります笑)
・バケツ、ザル
・タオル
・汚れてもいい服装・帽子

 

マジャク釣りであったら便利なもの

・椅子(小さめのクーラーボックス、バケツでも代用可)
・草ソリ(持ち物・飲み物などを置いておくのに最適)
・マジャク持ち帰り用の保冷ケース(保冷剤があると尚いい)

 

特に、長靴は絶対必須。後は無くてもなんとなる?

 

「初心者ね。最初は難しかよ」

 

と漁協のおじさんに言われ、ビビった私。

 

相棒に、

 

荒尾漁協の直販所で、

「保険」を20匹ほど買っておくべきばい!

 

と訴えたのですが、
(直販所は9~12時まで)

 

ビビって逃げまわる者に

鷲巣顔で一喝され、

 

アカギとマジャクと勝負することに。

 

何が何でも釣らねばならん。
(坊主では帰れん!)

 

この日は大潮で、15時が最干潮。

 

12時過ぎてから干潟に入りました。

 

入場料は一人1000円。

 

マジャク釣り料金

 

持ち帰り用の小さな網をくれますが、
帰り際にチェックされることは無かったす。

 

要は・・・取り放題ってことかな?

 

荒尾漁協の干潟2

脚元は石、貝殻の破片等が多く大変危険です。長靴必須。

 

遠くに赤い旗が立っていて、そこまで行ってもいいそうです。

 

マジャク釣りに来ている人はまばらでしたねー。

 

ところで、

クワと筆で、どうやってマジャクを釣るの?

 

この動画を見て研究しました。

 

クワで10cmほど掘る!

水が入らないように円形に土手を作る!

マジャクの穴に筆を差す!

マジャクが押し返してくる!

上がってきたところを筆の毛ごと掴んで引きずり出す!

 

マジャクの穴はそこら辺に大量にあります!

聞いてみると「どこにでもおるよ」とのこと。

 

イージーイージー簡単そうやーん!

 

ってわけで

 

見よう見まねでマジャク釣りを開始!

 

いる!

めっちゃいる!

 

筆を押し返してくるし、
ビクビクムズムズと反応がある!

 

しかし・・・

 

これを捕獲するとなると難しいのなんのって・・・!

 

掴んだ瞬間に全力で逃げ出すんですよコイツラ。
で、無理矢理抜こうとすると
掴んだ前足(ハサミの部分)がブツンと切れるのです。
(自分で切り離して逃げるらしい)

 

こちとら完全素人。

 

なかなか釣れなかったのですが・・・

 

やっと最初の1匹ゲット!

 

浅次郎マジャク釣ったど

 

まさに獲ったどー!って感じで

 

メッチャ嬉しい!

 

楽しい!

 

面白い!

 

しかし難しい!(&腰痛い!)

 

それから悪戦苦闘すること約3時間。

 

マジャクは筆で釣る

 

がんばってー

 

がんばってー

 

がんばった

 

この日の釣果はこれだ!

 

本日の釣果

 

二人で6匹(涙)。

 

しょぼっ!

 

やかましわ!

 

黙々と試行錯誤しながら頑張ったのですが・・・

 

これが限界。

 

ハサミを掴んだのに逃げられたのはこの倍以上でして、
全部獲れてたら20匹くらいにはなったと思うけどなあ。

 

ビビるとかビビらないの前に、

 

テクニック皆無(笑)。

 

ギリギリのところで逃げられるサマは・・・

フィリピンパブにハマった中年男の如し。

 

思い出だけ残して逃げていくのです・・・。

 

・・・

 

しょんぼりしながら干潟を戻って行くと、

 

マジャク捕りのプロっぽい日焼けした爺さんにばったり遭遇。

 

「どのくらい獲ったんですかー?」

 

と聞くと、

 

この日の釣果を見せてくれました。

 

マジャク釣りプロの釣果

 

ま、ま、マジか!

 

これ、何匹いるんだ?底が見えんぞ?

 

100匹?200匹?

 

いやもっと?

 

掛かった時間は私たちと同じ3時間位とのこと。
仮に200匹として1時間に66匹。1分に1匹ペースで釣ってる計算に。

 

はわわ・・・

 

この後、このマジャク爺さんと交渉し、

ちょびっと分けて貰ったのは

ここだけの秘密であります・・・(笑)。

 

で!

 

その日の内に唐揚げにして食べたのですが、
マジャクの調理法はこちら

 

マジャクの唐揚げ

 

や、や、

 

やっべえぞっ!

 

もう・・・プリプリカリカリトロトロ

ビールのお供に最高ばーい!

 

この珍味。

 

機会がありましたら是非あなたも。

 

さて、次は家族で行くか・・・

 

マジャク釣りチラシ

マジャク釣り体験もやってるんだそうな!一度名人の技を見てからの方がいいかも。
詳細、問い合わせはこちら

 

また行くぜー!

 

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