2015年、9月3日、中国北京の天安門広場にて、「抗日戦争勝利70年記念式典、軍事パレード」が行われました。明らかに日本を敵視し、日本を陥れる反日プロパガンダイベントです。そして実際に日本を攻撃する最新兵器も公開されました。安保法案反対!集団的自衛権反対!って言ってる人達は、これを見ても反対というのでしょうか?
こんにちは!ブログ管理人の浅次郎です。
先日、中国北京、天安門広場で行われた、
「抗日戦争勝利70年記念式典」
TBSのNEWS10、よくまとまってます。
・・・と思ったら速攻削除されとるやんけ!
なんで?どうして削除すんの?
TBSの正式チャンネルなのに・・・?
圧力が掛かったのでしょうか?
それとも自制でしょうか?
なぜ一度アップした動画を削除するのでしょう?
こちらに同じ動画があります。まだ見てない方は必ず映像をご覧下さい。
いつ消されるか分かりません(笑)。
→抗日戦争勝利70年式典、過去最大 軍事パレードの狙いは
NHKはヒドイなあ・・・。なんだこのナレーションは・・・?
→中国 「抗日戦争勝利70年」軍事パレード
テレビ朝日の報道が見たかったのですが、
何故か関連動画などは見つかりませんでした(報道はしてるよね???)。
また、日本テレビ、フジテレビの関連動画も見つかりません。
なんで報道しないんだ!
開いた口が塞がらない・・・とはこのことです。よくもまあ抜け抜けと・・・
とっても不思議なことに、
マスコミが報道したのは式典があった当日、翌日だけ。
しかも、これだけの超ビッグニュースなのに、
扱いは極めて小さかったですよ。
朝日新聞より。「ハト」ってなんだよ?平和って意味か?つか、この見出しじゃ何のことやらサッパリ分からんぞ。朝日新聞デジタルの見出しもヒドイ・・・「兵力30万人削減表明、覇権唱えず」だと・・・そんなん信じるバカがいるか!→朝日新聞デジタルの記事
我が郷土でシェアダントツ1位の熊本日日新聞も「抗日戦争勝利70年式典」の扱いは非常に小さかったです。一面ではありましたが、下の方。紙面の1/3くらいでした。
(しかも、30万人削減・・・が強調されてました)
何故、
日本のマスコミは、
中国の軍拡、
中国の反日運動、
中国の覇権行為
を報道しないのでしょうか?
殺人事件の報道は丸々15分とか掛けてやるくせに、
中国軍事パレードの報道は一瞬で終わり。
国会前で「安保法案反対デモ」を行ってる人達は、
この中国の軍事パレードを見てどう感じているのでしょうか?
それでもやっぱり「戦争させない」のでしょうか?
それでもやっぱり「安保法案反対!」なのでしょうか?
それでもやっぱり「憲法」が大事なのでしょうか?
中国はその武力を背景に、
領土拡張政策を取っています。
それは中国の戦後の歴史、
現在進行形でやっている侵略行為を見れば一目瞭然、誰の目にも明らかです。
簡単に中華人民共和国の歴史をまとめてみました。
1949年、中華人民共和国を建国。直後にウイグル・チベットに侵略。
同地区を版図に収めると人種差別、激しい弾圧を行い、宗教を奪い、文字を奪い、尊厳を奪う。
現在でも両地区では激しい抵抗運動、独立運動が起こっている。
(チベットについてはこちら。ウイグルについてはこちら)
1952年には朝鮮戦争に介入し、朝鮮統一を阻止。
(アメリカ・韓国と激しく戦っている)
毛沢東の指導のもと、大躍進政策と核開発を行う。
多くの餓死者と被爆者を出す。
1959年、チベット蜂起を鎮圧。
1962年、インドに侵攻(中印戦争)
1966年、文化大革命が発動(毛沢東復権を狙った権力闘争)。
10年に渡って社会的騒乱が起き、1億人近くが何らかの被害を被り、
1000万人以上が犠牲になったとも言われている。
もちろん、共産党政府はこの歴史に一切触れない。
1969年、中ソ国境紛争が勃発。
以後、ソ連からの影響を離れ国際社会へ(日本とも1972年に国交回復)
1974年、南シナ海に侵攻。ベトナム支配下の西沙諸島を占領。
1979年、ベトナムに侵攻(中越戦争)。
1984年、再びベトナムに侵攻(中越国境紛争)。
1988年、ベトナムのジョンソン南礁を制圧(南沙諸島海戦)
1989年、天安門事件。民主化を求めた学生に対する弾圧。
死傷者の数は定かではないが、数百人から数万人に及ぶという説がある。
もちろん、この歴史についても共産党政府は一切口外しない。
この事件につきネットで検索することも出来ない。
現在・・・南シナ海は昔から全て中国のものだと主張。ベトナム・フィリピン・マレーシア・台湾・ブルネイなどと激しく争っています。
そんで実効支配している島や岩礁を埋め立てて軍事基地を作ってますよ。・・・これ尖閣や沖縄でもこの戦術を狙っているのでは?実効支配してしまえば、取り返すのは非常に困難になっちゃいますからね(竹島然り、北方領土然り)。ちなみに南シナ海は日本にとっても重要なシーレーン。決して他人事ではありません。
どーですか?これ?
これだけ見ても
「争うことを恐れていない」
「人の命を何とも思ってない」
そういう国だと分かると思います。
数千万人の同胞(中国人)を大虐殺してる国ですよ。
(ウイグル地区では46回に及ぶ核実験を行ってます)
(チベット人は120万人虐殺されたと言われています)
そりゃそうです。
中国は一党独裁の共産主義国家なのですから。
主権は国民ではなく、共産党にあるのです。
人権、自由、民主主義
といった私達の普遍的価値観など、
中国にはないのですよ。
それは中国に言って欲しい。未来の子供たちを守る為に何が必要なのか考えて欲しい。戦争を放棄すれば平和が保てるのでしょうか?日本は自衛権すら持ってはならないのでしょうか?(個別的自衛権と集団的自衛権を分けてる国は日本だけ)・・・それから、自衛隊は武器を持った軍隊です。自衛隊員は日本を守るために戦ってくれている人達です。国のために命を捧げている方達であり、心から尊敬する対象の人達であります。仮に自衛隊員が戦闘で亡くなったとしたら、その栄誉を称え涙するのが私達のやるべきことではないでしょうか?
・・・
今回の軍事パレードの一番の目的は、
・共産党政権の求心力を高める為
であります。
では、何のために習近平政権の求心力を高めるのでしょう?
政権運営を正当化するためです。
国内の不満を退けるためです。
そして、その不満を外(日本)に向けるためです。
その為に軍事力の誇示が必要となります。
では、何のために軍事力を誇示するのでしょう?
外交を有利に運ぶためです。
では、何のために外交を有利に運ぶ必要があるのでしょう?
国益のためです。
では、分かりやすい中国の国益とは?
・東シナ海(尖閣、沖縄)
・南シナ海(南沙諸島、西沙諸島)
そして最終的に太平洋に討って出る(アメリカとの覇権争い)のが目的です。
明らかに日本は中国の標的(敵国)なのであり、
中国のミサイルも空母も戦闘機も、
日本やアメリカを戦うことを想定して配備されているのです。
これ、
誰か違うって言えますか?
憶えている方もいると思いますが、
習近平国家主席は、オバマ大統領に
「太平洋をアメリカと中国で分けようぜ」と言っています。
※新しい大国関係「太平洋には両国を受け入れる空間が十分にある」
尖閣・沖縄のことを「核心的利益」とも言っています。
「じゃあ、中国が戦争仕掛けて来るっての?」
「そんなの国際社会が認めるわけねーじゃん」
はい、認めるわけありません。
しかし、中国は安全保障理事会の常任理事国であります。
何か起こしたとしても「拒否権」を発動出来るので、
国連は一切動けません。
つまり、国際社会は批判することは出来ても、
結局何も行動出来ないってことです。
(中国を経済制裁を与える・・・ってのも現実的ではないでしょう)
また、現在日本とアメリカは同盟関係にありますので、
現時点で一方的に戦争を仕掛けて来ることはないでしょう。
なので、中国は、
日本とアメリカを分断したいのです。
(集団的自衛権を発動してもらうと困る)
沖縄の米軍基地が邪魔でしょうがないのです。
日本とアメリカの同盟が無くなったら?
中国が攻めて来ないと言い切れますか?
反対する人はデモを起こすけど、賛成する人はデモを起こさない・・・と思ってたけど、ちゃんとデモやってる人もいるんですね!
・・・
そして、
中国は「日米同盟を破壊する」という大戦略の元、
コツコツと世界中でプロパガンダを行い、
コツコツと日本にクサビを打ち込んでいるのです。
世界中に(日本国内にも)、
「日本は右傾化している」
「日本は過去に残虐非道なことを行った」
「日本は歴史を歪曲しようとしている」
というプロパガンダをばらまき、
(自らの残虐非道な行いには一切口を開かない)
日本は悪者。
中国はその悪者を倒した正義の国。
という構図を作り上げようとしているわけです。
中華人民共和国は日本と戦ってないにも関わらず(建国1949年)、
チベット・ウイグルに侵略し、民族弾圧しているにも関わらず、
大躍進、文化大革命、天安門事件で数千万の同胞を大虐殺しているにも関わらず、
日本は戦後70年、ずっと平和の道を歩んできたにも関わらず・・・
日本は悪者で、中国は正義
だと言ってるのです。
はあ?
チャンチャラおかしいわ!
とココまで読んだアナタは思ったはずですが、
今回の式典で、
「正義は必ず勝つ!平和は必ず勝つ!人民は必ず勝つ!」
と習近平国家主席は言っているのです。
(平和は勝つってなんだよ笑)
勝つ!って何にでしょう?
当然、日本に、です。
「抗日戦勝70年記念式典」での言葉ですからね。
これ、否定出来る方いますか?
・・・
残念ながら、
世界は力の論理で動いています。
核を持ってる国が強く、
兵器・武力を持ってる国が強いのです。
「話し合いで解決すべきだ」
と言ってる人がいますが、
話し合いで中国が尖閣を諦めますか?
話し合いで中国が南沙諸島、西沙諸島から撤退しますか?
話し合いで中国が民族弾圧をヤメますか?
話し合いで中国が軍拡をヤメますか?
話し合いで中国が核を捨てますか?
話し合いでどうにかなるなら、私も全力で応援しますよ。
しかし、全て中国の「国益」に反することなので、
不可能と言っていいでしょう。
もし、それでも話し合いで!という方がいらっしゃたら、
是非中国に行って習近平を説得して来て下さい。
「それは政治家の仕事だ」
というのは単なる逃げ口上です。
自分が出来ないことを他人に押し付けるものではありません。
もし説得出来るとするなら、
中国以上の武力を持って恫喝すること。
コレ意外に有り得ません。
そもそも論ですが、
「平和が一番でしょ」と思ってる日本と
「利益の為なら何でもやる」と思っている中国共産党の間で・・・
話し合いになるでしょうか・・・?
・・・
この記事で言ってるロジックは簡単です。
抗日戦争勝利70年記念式典。
↓
中国はマジでヤバイ。
↓
集団的自衛権は必須である。
↓
安保法案賛成。
中国は情報戦で日本を悪い国だと大マジで宣伝している。
中国は悪い国を倒した正義の国だと大マジで宣伝している。
中国は軍事力を拡大している。
何のために?
日本に勝つ、という大戦略のために。
(尖閣、沖縄を奪う為に)
(つまり、武力衝突はないものの、現在日本と中国は戦争状態なのです)
それに対抗して、
安倍政権はアメリカとの同盟を強化しようとしている。
ご存知、集団的自衛権の限定行使を容認する安保法案がそれです。
この説明はどうかと思ったけど・・・誰にでも分かりやすく!って縛りだったんだろうね~。しかし、マスコミはこういう「説明機会」をもっとドンドン作るべき。賛成でも反対でもいいんだけど、どっちも同じくらいの情報量で公平に報道するべき。その上で国民に判断を委ねるべきでしょう。
この安保法案に反対するということは、
明らかに、
中国に資する行為であります。
安保法案反対=中国の利益
もちろん、純粋に平和を願って反対している人も多数いるかと思いますが、
結果的に覇権国家中国に利する行為になるわけです。
(そもそも日本は憲法によって禁じられてるのだから、戦争する国になるわけないのです)
(もし「侵略戦争が出来る」と憲法改正するのなら、その時は大反対すればいいのです)
右傾化・・・
軍国主義・・・
戦争法案・・・
ほら、中国が言ってることと同じです。
抗日戦争勝利70年記念式典。
↓
中国はマジでヤバイ。
↓
集団的自衛権は必須である。
↓
安保法案賛成。
問題は、この簡単なロジックを
マスコミが報道しようとしないことです。
安保法案の反対デモのニュースはバンバンやるくせに、
中国の反日軍事パレードのニュースはほとんどやらない。
コレ、特番組んで報道したっていいでしょ?
何故やらないのか・・・
別に偏った報道をする必要はありません。
現実を公平に報道してくれれば、
「あれ、中国ってヤバイんじゃね?」
って多くの人が気付くと思います。
(気付いて欲しくないのか・・・?)
気付けば、
安保法案、集団的自衛権は必要だと分かるはずです。
(そもそも集団的自衛権は世界中の全ての国に認められた権利です)
日本の未来は暗いのか・・・
いや、そんなことはないです。
だって、こうやって記事を書いてる私のような一般人が、沢山いるのですから。
そして、言論テレビのような、
事実に基づいた報道を行っているチャンネルもありますよ。
中国は孤立している?抗日戦勝記念70年式典に参加した人達は・・・
この記事がアナタの心にすこしでも触れたら嬉しいです。
賛成、反対、どっちでもいいです。
ご意見ありましたら↓のコメント欄にどうぞ。
facebook、twitter、ブログ等なんでもいいです。
良かったら拡散願います!
浅次郎様
いつもブログを拝見させていただいております。(多ジャンルのブログや独立して稼業されていること、すごいです!)
今回の記事なるほどなぁ、報道が少なかったなぁと思い読ませていただきました。
安保法案に反対されている方達は、平和!平和!と訴えているだけの方もいらっしゃいますが、中には賢くズルい方もいらっしゃるのではないでしょうか?
国防はアメリカに任せて、中国や韓国には適当に頭下げとけばいいし、防衛費にはお金を使わず経済発展へ、それでいいじゃないか、、、と。今までそうしてきたし、戦争が起こったら起こった時に考えりゃいいんだよ、、、と。
それと比べて首相はじめ安保法案賛成の方は、真面目に真剣にリスクについて考えているなぁと感じています。
どちらが正しいのか、わからなくなる安保法案ですが、このブログで勉強させてもらってます。
いつもありがとうございます。
更新楽しみにさせてもらっています。
ともパパさんコメント有難うございます!浅次郎です!
>中には賢くズルい方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ぬう。なるほど・・・確かに今までの日本はそうでしたし、それで良かったのかもしれません。
しかし、日本を取り巻く状況が変わって来ている今、
日本も変わらないといけないのでは・・・と思ってます。
いずれにせよ一番大事なのは、
「戦争が起きないように」すること。
その為にはアメリカとの同盟を強化し、
他のアジアの国々(中韓以外)と連携を深めることだと思います。
(憲法9条なんて中国には関係ない)
日本の軍隊だけで日本を守れれば、それが一番いいのですけどね~。
ではまた!
浅次郎様
メルマガからきました。
私は自分が
本当に何もできないのが悔しいです
だからせめて、ツイッターや、ブログで広め
スマホゲームばかりしてる連中にも
拡散し、一人一人が常に外敵の脅威にさらされている意識をもってもらいたいです!
わら次郎さんコメント有難うございます!浅次郎です。
>だからせめて、ツイッターや、ブログで広め・・・
その気持が嬉しいです!
この記事だって、何の役にも誰の役にも立たないかもしれません。
でも、一人でも二人でもtwitterやfacebookで広めてくれれば、
それが大きなウネリになるかもしれません。
私も出来ることからやって行きたいと思いまーす!
またお時間あったらコメント下さい!
以下、メールで頂いたコメントです。
> 浅次郎様、こんばんは。
>
> 安保法案に関して友人の疑問に
> どう答えるか悩みました。
>
> 友人は日本を守るために
> アメリカとの軍事同盟には賛成です。
> 安保法案も必要で私同様に9条改正にも賛成です。
>
> アメリカは自国の利益のために
> ベトナム戦争、イラク戦争を起こしました。
>
> 本来は日本が参加する必要のない戦争に
> アメリカの同盟国として参加させられてしまい
> ベトナム戦争の時の韓国のように日本がならないか
> 心配をしています。
>
> よほどおかしい戦争であればさすがに日本は
> アメリカと歩調はとらないでしょうが
> 日本の今後の総理大臣が無能な人で
> アメリカにゴマをするための
> 戦争参加にでもなったらという心配があると言われました。
>
> 私はこれに対して的確な回答がはずかしながらできませんでした。
>
> このような意見、質問が出たときに浅次郎様でしたら
> どのように回答されるでしょうか?
>
> お教えいただけるとありがたいです。
Fさんコメント有難うございます!
私の考えは素人意見でありますので、
ご友人の質問の答えになるかどうか分かりませんが、
まあ聞いて下さい(笑)。
ご友人が抱いている「イメージ」こそ、
マスコミが膨張させた安保法案の「負のイメージ」だと思います。
もちろんそういった懸念もありますが、
だから「今のままでいい」ということにはならないと思います。
なぜなら世界は時とともに大きく変化しているからです。
(中国の膨張、アメリカの衰退)
・今回の法案改正は、限定された集団的自衛権の行使容認である。
限定とは、存立危機事態のことを指しますので、
「国の存立や安全、国民の生命・自由及び幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険がある時」
に集団的自衛権が発動される武力が使えるようになるわけです。
つまり、日本に深く直接関係しない戦争には参加出来ません。
イラク戦争やベトナム戦争はこれに当たるか?
と言われれば・・・
私は当たらないと思いますが、
それは時の政権の解釈の仕方次第でしょう。
アメリカのゴリ押しがあれば参加することになるかもしれません。
(この点は否定出来ません)
しかし、この存立危機事態はアメリカに対する言い訳にもなります。
「限定された集団的自衛権では、この戦争には参加出来ない」
とも言えるのではないでしょうか。
また、ご友人は自衛隊の後方支援のことを憂慮されてると思いますが、
・重要影響事態法は国会の承認を必要としている。
「地球の裏側まで行って戦争をする・・・」とマスコミは言ってますが、
その為には国会の承認が必要となるわけです。
時の権力者が弱腰になって承認してしまう・・・
という事態は確かに発生し得るでしょう。
しかし、日本は民主主義の国です。
もし、不当な理由で自衛隊を派遣するのであれば、
その時は選挙で民意を発揮し鉄槌を下せばいいのではないでしょうか。
(つまり、あまりに理不尽な要求には日本は応えられない)
また、この重要影響事態法は、
国際平和を守るために活動する他国軍を「後方支援」するためのものです。
戦争の是非やアメリカの思惑はともかく、
日本にも国際平和を守る責務があるのではないでしょうか?
(これこそ集団的自衛権の考え方では)
日本だけが平和であればいい。
自衛隊員だけは戦死してはならない。
他の国の平和なんぞ知らない。
他の国の兵士はいくら死んでもいい。
というのはもはや国際社会では通じないのではないかと。
・・・という、
いつでも集団的自衛権が発動出来るという前提の中で、
(これが普通の国の状態)
日本の代表としてハッキリとYES、NOが言えるような政治家を
私達が選ぶ必要があるんだと思います。
回答になってないかもしれませんが、
以上私の意見です。
中国共産党のひどい歴史を知ってるなら自民党改憲草案読んでみましょう、まるで中国共産党のような自公政権で決して改憲はしてはなりませんし自公政権を退陣させないといけません、中国から日本を思うからこそです。中国共産党にも戦争するな、習独裁の改憲は過ちであり廃止し中国の憲法を日本国憲法のような平和憲法に変えろって言わないといけません。
「独裁政治」とまで言われている。安全保障関連法案成立に突き進む安倍晋三政権のことだ。最近も自民党の勉強会で「安保法制や安倍政権を批判するメディアを懲らしめろ」との声が上がったばかり。どこの独裁国家か、と思うが、実は自民党が掲げている憲法改正草案からして、北朝鮮や共産党一党独裁の中国の憲法と似てきているのだ。【吉井理記】
◇文化、歴史に特定の見方 「国民の義務」多く
まず、次の文章をお読みいただきたい。
(1)「公民は国家の法および社会主義的生活規範を守り(中略)尊厳を守らなければならない」
(2)「全ては、この憲法を尊重しなければならない」
(3)「国民は憲法および法律を順守し(中略)社会の公徳を尊重しなければならない」
(1)は北朝鮮憲法82条、
(2)は自民党憲法改正草案(2012年)102条、
(3)は中国憲法53条だ。
どれも国民の憲法尊重義務、つまり「国民は憲法を守れ」ということだ。
もっともらしく聞こえるが、今の憲法にこんな規定はないし、
主要7カ国(G7)首脳会議参加国のうち米国、英国、フランス、カナダにもない。
残り2カ国、ドイツ、イタリアはナチズムやファシズムへの反省という歴史的理由から、自由や民主主義をうたう憲法の擁護義務を国民に課している。
ちなみに韓国や豪州はもちろん、旧大日本帝国憲法にもない条文なのだ(ただし憲法発布時の「勅語」には「臣民は憲法に対し従順義務を負う」とある)。
「ここに自民党の目指す国家像が透けて見える」と指摘するのは、憲法学を専門とする早稲田大教授の水島朝穂さんだ。
「まず憲法は国家権力を縛る目的で制定するもので、国民を縛り、従わせるためのものではないのです。
これが立憲主義、
つまり近代国家の基本であり憲法を守る義務すら国民に押しつけてはならないという考えで、
だからこそ米英仏などには規定がない。
自民党の改憲案はそこを逆転させ国民を縛る、という。北朝鮮や中国に近い考え方です」
歴代政権や憲法学者が違憲とした集団的自衛権行使を「『限定的』なら合憲」と独自論理を展開し始めた安倍政権。保守派で改憲派の慶大名誉教授の小林節さんも「法の支配を無視した独裁政治だ」(22日の衆院平和安全法制特別委など)と批判してきたのはご存じの通りだ。その「独裁政治」の最たる北朝鮮や中国そっくりの条文、自民党改憲案のあちこちにある。
水島さんが解説する。「改憲案の前文は『日本国は長い歴史と固有の文化を持ち、国民統合の象徴である天皇を戴(いただ)く国家であって……良き伝統と……』などとある。憲法に文化や歴史、伝統について特定の見方を書き込むのも北朝鮮や中国と同じです」
確かに中国の前文は「中国は世界で最も古い歴史を有する国の一つである。中国の諸民族人民は、ともに輝かしい文化を築き上げ、栄光ある革命の伝統をもっている」、北朝鮮も「(北朝鮮は)偉大な領袖(りょうしゅう)金日成同志と偉大な指導者金正日同志の思想と指導を具現した主体(チュチェ)の社会主義祖国である」とある。
自民党は「前文は、我が国の歴史・伝統・文化を踏まえた文章であるべきですが、現行憲法にはそうした点が現れていません」(党作成の問答集)と主張するのだが、水島さんは「何を根拠に言っているのでしょうか。少なくともG7(前文自体がない英国を除く)で歴史やら文化やらを書き込んだ国はありません。多様な意見を共生させていくのが立憲主義の基本であり、自由民主主義です。だからこそ、憲法は特定のモノの見方に踏み込むことに抑制的なんですが……」とため息をつく。
さらに改憲案の最たる特徴がある。水島さんは「義務や権利制限は、独裁国家、社会主義国の特徴です」とした上で、先ほどの憲法尊重義務のような「国民の義務」の多さを指摘するのだ。
数え方にもよるが、改憲草案は「国防」(前文)「国旗・国歌の尊重」(3条)「自由・権利に伴う責任・義務」(12条)「家族の助け合い」(24条)「地方自治体の役務の公平な負担」(92条)「緊急事態宣言下での国・自治体の指示への服従」(99条)「憲法尊重」(102条)と、新たに七つの規定を設けた。現在もある納税、勤労、教育の三つを加えると10になる。中国は11、北朝鮮は8だ。付け加えれば、改憲案は「国の領土・資源の保全」「環境保全」で「国民の協力」も書き込み、これを「事実上の義務」と見る識者もいる。
「自民党の問答集に『立憲主義は義務規定を設けることを否定しない』とあるが、疑問です。欧米の自由主義諸国では義務規定は極めて少なくかつ例外的。自民党案はこの点でも北朝鮮や中国と似るんです」(水島さん)
なぜこんな改憲案が出てくるのか。小林さんは「今の自民党は世襲議員だらけ。子供のころから『若殿様』のように周囲から扱われ、エリート意識がある。だからこんな『上から目線』の憲法ができあがる」とあきれていた。
もちろん、そんな人ばかりでは決してないだろう。それでも「上から目線」傾向、タカ派として知られる清和会が自民党最大派閥になってから、より顕著になったらしい。
ある自民党議員は「小泉純一郎、福田康夫、安倍と清和会出身首相は多くが世襲。あそこは血の派閥なんだ。強権的かは分からんが、ここ十数年で党全体がタカ派的な、風通しが悪くなったような印象を(国民は)受けるかもしれない。改憲は必要だとは思うが……」と言葉少な。確かに今度の安保法制でも、声を上げて疑問をぶつけるのは元行革担当相の村上誠一郎衆院議員ぐらいだ。そう言えば村上さんも「今の党内は『物言えば唇寒し』。議員が固守すべき立憲主義の危機なのに、誰も声を上げない」と嘆いていた。
貴重なご意見有難うございます!
参考にさせて頂きます!