【北朝鮮の弾道ミサイル発射と金正男暗殺】2017年2月12日、北朝鮮が新型の中長距離弾道ミサイル「北極星2型」を日本海に向けて発射。ほぼ同時に、金正恩の異母兄である金正男氏が暗殺。これは偶然なのか?それとも必然か?新型ミサイルは固体燃料?発射前に探知出来ない?ミサイル迎撃システム「THAAD」で迎撃出来るのか?
また、
北朝鮮がミサイルぶっ放しましたね。
なんでも今回のミサイルは
固体燃料の「新型」らしいですよ。
※管理人は軍事専門家ではありません。以下、一般的な日本人としての意見です。間違った記載(特に数字)があるかもしれません。あしからず。
北朝鮮は
「2017年2月13日、新型中長距離弾道ミサイル(IRBM)「北極星2型」の発射実験を2月12日に実施した」「実験は成功した」
と発表しています。
この「北極星2型」ミサイルですが、
・射程距離2000km以上
・速度はマッハ8.5~9.5以上
・固体燃料を使用
・山岳地帯も移動可能
でありまして、
最も重要な点は「固体燃料」を使用していることです。
何故かといえば、
従来の液体燃料であれば、
「燃料注入作業」が必要であり、
この作業中に
「ミサイル発射」を探知することが可能
なのですが、
固体燃料であれば探知される前に、
いきなりぶっ放すことが出来るわけですよ。
この差はとても大きく、
今回の「北極星2型発射」を米韓が探知したのは・・・
発射2分後だったといいます。
発射2分後かい・・・
このミサイルが2分間でどれだけ飛ぶか・・・
角度によって変わりますが、
秒速2~3kmだとして2分で240~360km。
韓国国内であれば
すでに着弾しててもおかしくない距離であり、
日本だって九州~西日本だと600~800kmくらいしか離れてないわけで、
単純計算でも5~6分で着弾しちゃうわけですよ。
(東京だと1200~1300kmくらいだから10分くらい?)
ってことは、残された時間2~3分。
2~3分か・・・
その間に迎撃態勢を取れるかどうか?
実際問題、
発射された後にミサイルを迎撃するのって・・・
困難極まりないんじゃないの?
(そもそもマッハ8~9とかで落ちてくるミサイルって本当に迎撃可能なの?)
ちなみに、
韓国が年内配備を予定している
「THAAD(高高度防衛ミサイル)」
はマッハ14のミサイルまで迎撃出来るそうですが、
それは正面からの角度に限るそうで(え?)、
側面から迎撃するのは非常に困難なんだそうな。
つまり、
THAADはミサイルの発射位置を事前に把握しておく必要があり、
山岳地帯から発射されたり、
潜水艦から発射されたりすると困るわけです。
顔に飛んでくるストレートならブロック出来るけど、
フックやアッパーや
悶絶リバーブローはどないすんねん!って話ですよ。
仮に、
北朝鮮が現在実戦配備している
ノドンに固定燃料を応用すれば・・・
一度の複数のミサイルを、探知されることなく
いきなりぶっ放すことができるわけで、
そうなるとTHAADはほぼ無力化出来るって話です。
サードの射程はパトリオットより高いですが・・・ミサイル発射された後に探知して迎撃は間に合うの?
THAAD大丈夫か?
・・・
だとしたらですよ?
今回の新型ミサイルは日米韓にとって大いなる脅威であり、
日米や米韓は当然ですが、
日本と韓国の軍事協力も必須!
なのではないでしょうか?
仮に・・・
仮にですよ?
北朝鮮から日本に向けて
核弾頭ミサイルが発射されたとしたら・・・?
途中で迎撃するなり、
迅速に情報交換するなり・・・
といった協力が絶対的に必要なのでは?
核弾頭ミサイルは、
文字通り「絶対貰ってはいけないパンチ」。
あらゆる手立てを使って撃ち落とすなり、
事前に攻撃するなりして防がないといけません。
(核弾頭ミサイルの発射・・・そんな可能性はない!という専門家の方もいますが、安全保障は1%でも可能性があればそれを防ぐ為に全力を尽くさないといけません)
慰安婦像と安全保障とどっちが大事か・・・?
韓国の人達は分かってんのかな?
で、
ミサイル発射直後、
マレーシアで起きた事件に、
世界中が驚きました。
なんと金正恩の異母兄・・・
金正男氏の暗殺。
→正恩時代、狙われ続けた兄 韓国「執拗に排除、性格反映」 金正男氏暗殺
この件に関してはまだ色々と情報が錯綜してまして、
詳しいことはまだあまり分かってないのですが、
一つ確実に言えるのは、
金正恩の意向により、
金正男は暗殺された。
ということ。
暗殺直後に
「後継問題が解決した」
って言ってるわけですからね。
暗殺した理由としては、
金正男氏が、
(粛清された)張成沢氏の裏金を管理していて、
その裏金目当てで殺されたという説もありますし、
金正男氏の韓国やアメリカへの亡命を防ぐため!
という説もありますし、
もしかしたら
「金正恩氏自身が身の危険」
を感じていたのかもしれませんね。
「金正恩を害して金正男氏を立てる!」
という動きは以前からあったみたいですから。
(叔父の張成沢粛清もこの件に絡んでいる?)
この
「金正恩に変えて金正男氏を立てる!」
という考え方は、
中国の一つの「カード(選択肢)」であった・・・
と言われてますので、
今回の「金正男暗殺」は、
金正恩の中国に対する確固たる意思表示だったのかも。
となると
今後の中国と北朝鮮の関係は・・・?
・・・
一つ疑問なのは、
なぜこのタイミングか?
という点です。
金正男氏は最近ボディガードを付けてなかったという話ですので(中国国内では中国当局に擁護されていたそうですが・・・東南アジアではボディガードなしで自由に移動していたようです。中国に見放されたという噂もあります)、
やろうと思えば
「いつでも暗殺出来た」はず。
金正日生誕75年式典に合わせて・・・
という話ももちろんあるでしょうけど、
もしかして、
「新型ミサイルの実験」
に合わせて暗殺したのではないでしょうか?
世界中のマスコミが
「金正男暗殺」
の方を大きく取り上げています。
実際、日本のマスコミは
「ミサイル発射」のニュースよりも、
「金正男暗殺」の関連ニュース
ばっかりやってますよ。
ミサイルが「新型」であるとか
「固体燃料」を使ったものであるとか
ミサイル迎撃システムで迎撃出来るかどうか?とか・・・
あまり報道されていません。
(一部報道除く)
まあ「暗殺のニュース」の方がインパクトありますし、
犯人の実像だの殺害方法だの犯行グループの影だの・・・
ニュースにしやすいですからね。
そうすることで、
「新型ミサイル」のニュースを目立たなくする・・・
あ、あれ?
これって北朝鮮にメリットあるかな?
むしろ
新型ミサイルのことをアピールしたいはずでは?
ってことは、
同時に事件を起こすことで
相乗効果を狙ったのでは?
ミサイル発射だけだと「またか!」で終わりますが、
暗殺事件が同時だと
否が応でも世界中の注目が集まりますよ。
要は、
もっとオレを見ろ!
ってことでしょうか。
うーん。
いずれにせよ、
これらは「偶然」起きたわけではなく、
「ミサイル発射」
「金正男暗殺」
は「金正日生誕75年」に合わせて起こった出来事であり、
金正恩の確たる意向によるものでしょう。
しかし、
日本人の多くは、
「また北朝鮮がミサイル撃ったよ・・・」
「北朝鮮こわいよね~」
くらいの認識でしかないのではないですよ。
しかし、前述した通り・・・
今回の「北極星2型」は
「THAAD」すら無力化する可能性がある新型ミサイル。
昨年には核実験も行っており、
北朝鮮のミサイル技術、
核開発技術は年々進歩している!
というのは疑いようのない現実。
何故北朝鮮はミサイル開発をするのか・・・?
それは、金正恩政権を担保する最強の抑止力を持つため。
要は「政権転覆を目論んだら核ミサイルぶっぱなすぞ!」と脅しているわけです。
(イラクのようになるのを恐れている)
しかしこれは・・・
近い将来、
臨界点に達する時が来る・・・
このことを我々日本人は良く知っておかねばなりません。
そうなる前に、
王国が内側から崩壊することを祈るばかりです。
それから
これらのニュースを元に、
憲法改正の議論が活発化することを願います。
浅次郎さん今晩は(__)競馬ブログの他にあったんっすね。いまさら知りました、すいません(__)中国は関わりたくないでしょうね。触らぬ神に祟りなし的な。
しかし、あまり度が過ぎると、、強烈な睨みが。
アメリカも極秘でとかなんとか。トランプ流行りのフェイクニュースかも(笑)
こういうのって、一枚の葉にとらわれてたら木は見えなくて一本の木にとらわれてたら森も見えない的な。全体を見て、もっと先の先の真実を。ほんとに革命起きないですかね。まぁそのあと中国とアメリカの綱引きが始まるわけなんですが。。
憲法改正は必ず改正しなければいけないと切に願っております。
虎さんどもども!浅次郎でっす!
他にも沢山ブログがあって、色々と書いてるのですよ(笑)。
良かったら他の記事も読んでやって下さいませー。
(感想頂けると嬉しいです!)
しかしほんと北朝鮮は内側からの崩壊を祈るしかないっすね。
アメリカあたりが密かに支援すればなんとかならんかなあ。
憲法改正は今の安倍政権の間に是非!と思っております。