2024年1月5日、2023年12月の米雇用統計が発表されましたが、非農業部門雇用者数は+21.6万人。予想より大きくプラス。失業率は3.7%と高い水準で横ばい。為替はどう動いた?アメリカの雇用市場はどうなる?
明けましておめでとうござまっす!asajiroです。
今年は元旦から不幸な災害が発生しまして、
多くの方が被災し、
現地では今でも辛い避難生活をされております。
私も熊本地震で避難生活を経験しておりますが、
熊本地震の時は春先でしたから・・・・
その過酷さは比較にならないと思います。
何も出来ないのですが、
被災地が一番嬉しいのは寄付。
少しでも足しになれば・・・と思います。
ご協力お願いします。
さて、
2023年12月の米雇用統計を回顧しましょう。
2023年12月米雇用統計
◎非農業部門雇用者数。予想:+17.0万人→結果:+21.6万人
◎民間雇用者数。予想:+13.0万人→結果:+16.4万人
◎失業率。予想:3.8%(前回3.7%)→結果:3.7%
予想を上回る数字。
失業率は前回と同じ3.7%で横ばい。
前年比の平均時給は3.9%増の予想に対し結果は4.1%増。
先月も4.0%だったので・・・賃金の伸びは横ばい。
木曜に発表された失業保険継続申請件数は、
予想188.3万人に対し、結果は185.5万人(前回は188.6万人)。
で、チャートはどう動いたかというと・・・
米雇用統計発表後のユーロドルのチャート。
瞬間的にドル高に振れた後、100pips以上の急激なドル安に。しかし戻ってきて元通り。
米雇用統計発表後のドル円のチャート。
こちらも瞬間的にドル高に振れたあと、200pips以上の急激なドル安に!しかしやっぱり戻ってきて元通り。
→米12月雇用、21.6万人増で予想上回る 賃金の伸び継続 失業率3.7%
FRBは3月か5月からの利下げを示唆してるようですが、
今回の雇用統計はまだインフレ局面が終わっていないことを示しており、
利下げは時期尚早という見方が多いようですね。
さて、問題は今後。
利下げが遠のいたという観測からか、
ドル買いが進んでおり、
現在のドル円は147.6円。
しかしいずれ利下げに動くのは間違いないと思われるし、
ドルは天井を打ったと考えるなら、
やはり戻り売りのショートチャンス!
レジスタンスラインを越えたところで入りたいですね。
ではまた!