2023年11月3日、2023年10月の米雇用統計が発表されましたが、雇用者数は+15.0万人と予想よりダウン。失業率は3.8%→3.9%。雇用市場の軟化がハッキリと現れた月となりました。さて為替はどう動いた?アメリカの雇用市場はどうなる?
どもども。asajiroです。
イスラエルvsイスラム組織ハマスの戦闘が激化の一途を辿っています。
どちらが正しいのか?
私には分かりませんが、
テレビや新聞は偏った報道しかしないし、
何がどうなってこうなってるのか説明はしてくれませんからね。
ちゃんと自分で調べて、
自分で理解する必要があると思います。
と言っても最初から全部自分で調べるのは大変。
なので、いくつか解説動画を見てみました。
一番わかりやすかったのは、
オリエンタルラジオ中田の動画。
さて、
2023年10月の米雇用統計を回顧しましょう。
【2023年10月米雇用統計】
◎非農業部門雇用者数。予想:+18.0万人→結果:+15.0万人
◎民間雇用者数。予想:+15.8万人→結果:+9.9万人
◎失業率。予想:3.8%(前回3.8%)→結果:3.9%
あら、予想よりマイナス。
失業率は前回から0.1%上がって3.9%。
前年比の平均時給は4.0%増の予想に対し結果は4.1%増。
先月は4.3%だったので・・・賃金の伸びは鈍化。
木曜に発表された失業保険継続申請件数は、
予想180.0万人に対し、結果は181.8万人(前回は178.3万人)。
あら、なんか失業保険もらってるひと増えてる?
で、チャートはどう動いたかというと・・・
米雇用統計発表後のユーロドルのチャート。
50pipsほどユーロ高ドル安に振れたが・・・あまり変化なし。
米雇用統計発表後のドル円のチャート。
100pipsほどドル安円高に振れたけど・・・徐々に上昇して元通り。
→米10月雇用、予想下回る15万人増 自動車スト影響 賃金伸び鈍化
→アングル:米雇用統計は「普通」の結果に、FRBにとって安心材料
今回の結果は雇用市場の軟化というもの。
これはFRBにとっては望ましいものだった???
さて、問題は今後。
次回のFOMCは12月12~12月13日。
これまでの予想では・・・
「最後の利上げが行われる可能性有り」
と見られていましたが、
今回の雇用統計を受け、
「利上げ終了」
となる可能性が高くなったみたいですね。
現在のドル円は150円を超えたところで行ったり来たり。
政府の口先介入もあまり効き目が無いようで・・・
さらに上昇する勢い。
しかし利上げ終了となればもう天井って気がしますね。
チャート的にもきれいなダブルトップになってますし・・・
2022年に記録した昨今の最高値と同じ水準まで来ました。
もしかしたら
天井ショートのチャンスかも。
ではまた!