2023年2月3日、2023年1月の米雇用統計が発表されます。先日のFOMCでは利上げ幅が0.25%に縮小。急速に行われた利上げも今春には終了となりそうですね。これでインフレが止まるのか?景気後退の懸念は?・・・アメリカの雇用市場はどうなのか?簡単に予想します。
どもども浅次郎です。
コロナの感染症レベルがやっと2類から5類に変更されるようですね。
この件に関して一言感想を言うなら
「遅いっ!」
ですね。
新型コロナがオミクロン株に置き換わってから、
コロナによる致死率は下がり(もともとそんなに高くありませんが)、
今やインフルエンザと変わりません。
現在公表されている感染者数は3200万人。
実に国民の1/4。
しかし無症状の方や病院で検査していない方、
それから本当は陽性なのに検査をしたら陰性だった方(抗原検査では出ないこともある)、
等を含めると・・・
おそらく国民の半分以上がすでに感染していると思われます。
いや、もっとかもしれんすね。
つまりもう集団免疫を獲得しているのであり、
治療法も治療薬もワクチンもあるのであり、
発見から3年が経ったのであり、
すでに恐怖のウイルスではないのです。
いや、もちろん注意はせねばならんけど、
「インフルエンザ並」でOKなのではないかと。
コロナ感染なんぞより恐ろしいのは、
経済の停滞や少子化です。
特に少子化は大問題。
このコロナ化で若者の出会いは減り、婚姻数は激減し、
昨年2022年の出生数は初めて80万人を割り(77万人の見込み)、
過去最小だったのです。
ココ数年の減り方ハンパないですなー。
マスクの着用に関しても、
いち早く政府は何らかのメッセージを出すべきでしょう。
マスク一つで出生率は変わって来ると思いますよ。
だって一目惚れする確率が減りますからね。
みんなキレイだけど・・・やっぱりマスク取った顔が見たいよね。
さて、
昨日行われたFOMCでは予想通り0.25%の利上げとなりましたが・・・・
続いて1月雇用統計。
前回「12月米雇用統計」の結果は?
◎非農業部門雇用者数。予想:+20.0万人→結果:+22.3万人
◎民間雇用者数。予想:+18.0万人→結果:+22.0万人
◎失業率。予想:3.7%(前回3.7%)→結果:3.5%
ほぼ予想通りで若干増・・・という結果。
チャートはどう動いたかというと・・・
米雇用統計発表後のユーロドルのチャート。
150pipsほどユーロ高ドル安で反応。その後もドル安トレンドが続く。
米雇用統計発表後のドル円のチャート。
一気に250pipsほどドル安で進んだあともドル安トレンド。
昨日のFOMCを受けてさらにドル安が進み、
現在は128~129円前後。
さて、そんな中で発表される今回の雇用統計ですが・・・
「2023年1月米雇用統計」の予想
◆雇用統計とは?
米雇用統計では、失業率とNFP(非農業部門雇用者数:nonfarm payrollsの略)を中心として、製造業就業者数・小売業就業者数・週労働時間・賃金インフレの状態を示す平均時給など10数項目が発表されます。
◎非農業部門雇用者数:+18.5万人
◎民間部門雇用者数:+19.0万人
◎失業率:3.6%
これまでに比べると若干弱気な予想。
だいたい20万人ちょっとってことが多かったんだけど。
失業率も先月は3.5%だったんだけど0.1%悪化する予想。
平均時給は前年比4.6%→4.3%増・・・と上昇幅が縮小する予想。
FRBのパウエル議長は、
「ディスインフレ(インフレ抑制)のプレセスが始まった」
と発言しており、
利上げはあと数回(1回?2回?)の予定。
この状況下で発表される雇用統計ですが、
気になるのは予想の数値が若干下がっていること。
このパターンは・・・
なんか怪しいですね。
想定より悪い数字になるかも。
なんか今は、利上げが継続されてるのにドル安トレンドという複雑な現象となっているわけですが、
雇用統計の数字が悪ければ・・・
これ以上の利上げを疑問視する声が上がるかも?
今回は、
ドル安!
と予想しておきます。
次回のFOMCは3月21日~3月22日。
今年は円高になりそう。
ではまた!