2022年9月2日、2022年8月の米雇用統計が発表されます。FRBはさらなる利上げを示唆し、消費者物価指数(CPI)や生産者物価指数(PPI)は鈍化気配。景気後退が懸念されていますが・・・雇用者数は増えるのか?
どもども浅次郎です。
旧統一教会の問題やら、
安倍さんの国葬の問題やらでマスコミと野党がイキリたってますな。
で、岸田政権の支持率が下落。
まあ、はっきりモノを言わずにゴニョゴニョしてるからね。
自業自得みたいなところもあるわけだけど・・・
しかし、煽るマスコミもマスコミだが、
それに素直に反応する国民も国民。
・旧統一教会が何か違法行為をしたのか?
霊感商法だの法外な寄付だのは確かに問題。被害者の方は大変な思いをされてると思います。しかし・・・どこまでが霊感商法なのか?どこまでが法外な寄付なのか?判断はなかなか難しいですよね。そしてこの問題は個々の問題として取り上げられるべきものですが、宗教団体としては何か違法行為をしたわけではありません。つまり、運営に大きな問題はあれど、なにか決定的な違法行為をしている団体ではないのです。
しかも似たようなことをやっている宗教団体は他にもいくらだってあります。坊主丸儲け的なことをやってる団体もあります。叩くならそれらも一緒にやって頂きたいし、法律に問題があるならそっちをまず改善するべきでしょう。旧統一教会だけを叩くのはなんか不公平じゃないですかね?
要人暗殺という近代日本で最悪の事件を起こした山上某のことは置いておいて、マスコミは連日・・・旧統一教会と政治家のことばかり。違法な利益供与などがあったのならそれは問題ですが・・・そうではない様子。これは山上某の狙い通りなのではないでしょうか。
・国葬の何が問題なのか?
国葬に掛かる費用を問題にして野党やマスコミが騒いでいますが、なんと金玉の小さいことか。
個人の葬儀ではなく、国葬なのですよ。安倍さんと親交のあった国内外の要人はめちゃくちゃ多いです。安倍さんが亡くなった時、国として喪に服した国もあります。日本全国から、また多くの国から多くの要人が来賓されるわけですし、その接待や警備にお金が掛かるのは当然でしょう。
国葬の模様は世界中で勝手に放映されるでしょうし、多くの世界の要人と接点を持つ大チャンスです。政治家だけではなく、経済人や王族も来るでしょうからね。
国によっては首脳会談や外相会談なども可能かもしれません。経済協力やビジネスの話も出来るかもしれません。日本がどんな国かをアピールするチャンスであり、かなり費用対効果の高いイベントです。かりに10億円の費用が掛かったとして・・・国民一人あたり10円ですよ。コロナで一人10万円貰ったじゃないですか。ごちゃごちゃいうヤツはほんと金玉が小さい上にケツの穴も小さい。
・・・と、しっかり説明すればいいのにね。
ちなみに、2019年に行われたサミットの予算は484億円。
国益という点では今回の国葬も匹敵するものがあると思いますけどね。
さて、
8月雇用統計。
前回「7月米雇用統計」の結果は?
◎非農業部門雇用者数。予想:+25.0万人→結果:+52.8万人
◎民間雇用者数。予想:+23.0万人→結果:+47.1万人
◎失業率。予想:3.6%(前回3.6%)→結果:3.5%
予想より大幅増・・・という結果。
失業率は3.5%。
チャートはどう動いたかというと・・・
米雇用統計発表後のユーロドルのチャート。一気に100pips近くドル高へ!
米雇用統計発表後のドル円のチャート。一気に200pips以上ドル高に!
その後・・・FRBが利上げ維持を示唆したことにより、
さらにドル高が進行。
で、現在は139円を超えて
140円を超えるのも時間の問題か・・・となっています。
このままドル高が進むのか?
利上げでインフレは収まるのか?
利上げによるリセッション(景気後退)は大丈夫なのか?
先月は好調だった雇用市場ですが・・・
今回の雇用統計はかなり注目されてるみたいですね。
◆雇用統計とは?
米雇用統計では、失業率とNFP(非農業部門雇用者数:nonfarm payrollsの略)を中心として、製造業就業者数・小売業就業者数・週労働時間・賃金インフレの状態を示す平均時給など10数項目が発表されます。
2022年8月米雇用統計の予想
◎非農業部門雇用者数:+30.0万人
◎民間部門雇用者数:+30.0万人
◎失業率:3.5%
前回の予想より若干増えて+30万人の予想。
失業率は変わらず3.5%の予想。
しかし・・・賃上げ、インフレの流れは止まらず・・・
平均時給は前月比で0.4%(先月0.5)、前年比で5.3%(先月5.2%)上昇する予想。
次回FOMCは9月20~21日となっていますが、
現在のところ0.5%利上げは確定。
あとは0.75%になるかどうか?というところ。
→FRB当局者、9月利上げ幅0.5%・0.75%か判断まだ インフレ抑制再表明
ふむう。まだ0.75%になる可能性も十分。
→NYの視点:米9月FOMCでの75bp利上げ観測も根強い、FRBのインフレ抑制対策継続
ただし、消費者物価指数(CPI)や生産者物価指数(PPI)は前月比でマイナスとなっており、物価上昇の鈍化が見られるとのこと。
まあそれでもインフレ抑制が
FRBの最優先事項なのは変わらず。
今回の雇用統計が大幅プラスとなれば・・・
今回も0.75%の利上げとなるかもしれません。
というわけで、
引き続き雇用は大幅プラスになると予想。
なので、今回も
ドル高!
になると予想しておきます。
そうなると・・・140円超えそうですねー。
もちとん、逆にドル安となるシナリオもありますので・・・
ここはポジション整理して静観。
ではまた!