【5月6日発表】2022年4月米雇用統計回顧。

2022年5月6日、2022年4月の米雇用統計が発表されましたが、雇用者数は+42.8万人と予想より若干プラス。失業率は変わらず3.6%でした。直前のFOMCで大きく動いた為替はどう動いた?アメリカの雇用市場はどうなる?株式市場は?

 

どもども。asajiroです。

アメリカ株を中心に、世界中の株価が下落してますな。

 

 

 

 

 

 

なぜ、コロナ禍の時に上昇した株が、

今になって下落しているのか?

 

・アメリカの金融引き締め(利上げ)。

・物価上昇(インフレ)

・ウクライナ戦争

・中国のゼロコロナ政策

 

といった原因が挙げられますが、

やはりアメリカの金融政策が大きいんでしょうね。

 

しかし、中国株もヤバイな。

ゼロコロナ政策でロックダウンが続くとさらにやばくなるのでは?

中国で囁かれる上海ロックダウンの真の理由

 

さて、2022年4月の米雇用統計を回顧しましょう。

 

■2022年4月米雇用統計

◎非農業部門雇用者数。予想:+39.1万人→結果:+42.8万人
◎民間雇用者数。予想:+38.5万人→結果:+40.6万人
◎失業率。予想:3.5%(前回3.6%)→結果:3.6%

 

予想より微増。

ちなみに、木曜に発表された失業保険継続申請件数は、

予想140.0万人に対し、結果138.4万人(前回は140.3万人)。

 

しかしアメリカの雇用市場はかなり活況で、

人手不足で賃金も上がってるわけですが・・・

 

この失業保険継続申請件数はなかなか減りませんね。

 

まだまだ「働きたくないでござる!」というアメリカ人が多いのかな。

 

 

で、チャートがどう動いたかというと・・・

週中のFOMCで激しく動いたのもあって、

雇用統計の動きはほとんどなし。

 

米雇用統計発表後のユーロドルのチャート。ほとんど動かず・・・。

 

米雇用統計発表後のドル円のチャート。こちらもほとんど動かず。

 

米4月雇用42.8万人増、予想上回る 失業率3.6%で横ばい

雇用市場は変わらず堅調。

そして人手不足に悩む企業は引き続き賃上げ。

 

今回チャートはほとんど動かなったわけだけど、

4日に発表されたFOMCでめっちゃ動きましたからね。

(22年ぶりに「0.5%」の大幅利上げを決定)

 

今回の雇用統計はおまけみたいな感じでした。

さて、問題は今後。

 

ドル円は一時131円を超えるところまで上昇しましたが・・・

チャート的にはダブルトップを形成していて、

天井っぽい形になってるところ。

 

 

しかし、まだ完全にサポートラインを割ったわけじゃないので・・・

どうなるか分かりません。

 

次のFOMC(6月14~15日)での利上げも確定でしょうし、

そうなるとまたドルが買われるでしょうしね。

 

まだまだドル円上昇するのか???

うーん。135円くらいまで行きそうな気がしますねー。

 

ではまた!