
2025年2月7日、2025年1月の米雇用統計が発表されましたが、非農業部門雇用者数は予想を下回る+14.3万人!失業率は先月より0.1%改善して4.0%さて、為替はどう動いた?利下げはどうなる?
どもども。asajiroです。
トランプ大統領が就任して世界が目まぐるしく変わっていますが、
やはり一番大きいのは、
ウクライナ戦争の進展でしょう。
いつの間にかウクライナ戦争が始まって3年経つわけですが、
その間欧米諸国は支援という名の静観を続けていたわけで、
この戦争を本気で終わらせる気はなく、
延々と戦争が続いていたわけです。
そこに「戦争を終わらせる」と言って
アメリカ大統領に就任したのがトランプ氏。
これが良いことなのか悪いことなのかはわかりませんが、
とにかく停戦に向けた交渉が行われている模様。
そして、
これを注視しているのが中国。
この国もロシアと同じ侵略国家ですからね。
我々日本も無関係ではないことを知っておくべきだと思います。
さて、
2025年1月の米雇用統計を改めて見ておきましょう。
【2025年1月米雇用統計】
◎非農業部門雇用者数。予想:+16.9万人→結果:+14.3万人
◎民間雇用者数。予想:14.1万人→結果:+11.1万人
◎失業率。予想:4.1%(前回4.1%)→結果:4.0%
予想よりマイナス!
民間雇用者数もマイナス!
しかし失業率は改善して4.0%!
前年比の平均時給は3.8%増の予想に対し結果は4.1%増。
というわけで、
アメリカの雇用市場は鈍化。
しかし失業率は理想的とも言える数字となっており、
現状アメリカの経済・労働市場は高いレベルで安定していると言えるかもしれない。
ちなみに、木曜に発表された失業保険継続申請件数は、
188.6万人(前回は187.0万人)。
ほぼ同じ水準。
で、チャートがどう動いたかというと・・・
ユーロドルは一瞬上下に動いたものすぐ戻ってきて元サヤ。その後はドル安で反応。
ドル円も一瞬100pipsほど上下したがその後は元サヤ。
→米1月雇用者14.3万人増、予想下回る 失業率4%で5月以来の低水準
こちらの記事によると・・・
「利下げは少なくとも6月まで延期」
「関税や移民取り締まり強化は今後の労働市場を抑制する」
とありますな。
さて、問題は今後。
トランプ大統領は矢継ぎ早に打ち出した政策がどのような影響を与えるのか?
また、関税や経済政策は急な方針転換もあり得ることから、
ちょっと今後どうなるかは予想がつきにくいですねー。
ただ、おおまかな方向としては、
ドル安なんじゃないかと思われます。
なぜならトランプ大統領がそう望んでいるから。
FRBもその意向に沿った動きをしてくるものだと思われます。
ではまた!