2023年7月7日、2023年6月の米雇用統計が発表されましたが、雇用者数の伸びは久しぶりの低水準。ただ失業率は改善し、賃金の伸びも高止まりしたまま。さて、為替はどう動いた?アメリカの雇用市場はどうなる?
どもども。asajiroです。
ドル円が140円を割りましたねー。
その背景にはアメリカ金利低下期待?と日銀の政策修正期待があるんだそうな。
これを受けて日経平均も下落気味。
天井ぽかったからなあ。こりゃトレンド変わったかなー。
さて、
2023年6月の米雇用統計を回顧しましょう。
【2023年6月米雇用統計】
◎非農業部門雇用者数。予想:+22.5万人→結果:+20.9万人
◎民間雇用者数。予想:+20.0万人→結果:+14.9万人
◎失業率。予想:3.6%(前回3.7%)→結果:3.6%
予想より若干マイナス。この数字は久しぶりの低水準。
ただ失業率は前回よりさらに0.1%改善して3.6%。
前年比の平均時給は4.2%増の予想に対し結果は4.4%増。
先月から変わらず。
賃金の伸びは止まってなかったのか・・・
ちなみに、木曜に発表された失業保険継続申請件数は、
予想174.5万人に対し、結果は172.0万人(前回は173.3万人)。
失業保険を受け取っている方はほぼ横ばい。
で、チャートはどう動いたかというと・・・
米雇用統計発表後のユーロドルのチャート。瞬間的に50pipsほど上下した後はユーロ高ドル安に。
米雇用統計発表後のドル円のチャート。こちらも瞬間的に80pipsほど上下した後はドル安になり140円を目指す展開に。
→米6月雇用、20.9万人増に鈍化 失業率3.6%に改善 賃金の伸び継続
ふむう。
前回の雇用統計で若干景気後退の匂いがしたけど、
雇用市場は依然として堅調。
バイデン大統領は「バイデノミクス」と称して
ココ最近の経済政策を自画自賛してるのだとか。
次回の大統領選はどうなるんですかねー。
さて、問題は今後。
次回のFOMCは7月25~26日ですが・・・
今回の感じだと利上げ確定っぽいですねー。
現在のドル円は・・・円高ドル安が進んでますが、
利上げとなれば7月後半は「ドル高」に動く?
ではまた!