2021年12月22日、来年2022のリスク要因トップは・・・新型コロナのオミクロン株!世界的インフレ!米国のテーパリング・利上げ!原油価格の高騰!そして中国恒大集団のデフォルト懸念!
どもどもasajiroです。
2021年ももう少しで終わりですねー。
今日はちょっと来年2022年のリスクについて考えてみたいと思います。
■2022年のリスク一覧
・世界中に広がるオミクロン株
・新型コロナの変異株
・世界的インフレ
・米国のテーパリング(利上げ)
・原油価格の高騰
・中国恒大集団のデフォルト危機
・北京オリンピック
・フランス大統領選
・ブレグジットの行方
・世界中に広がるオミクロン株
現時点で考えられる最大の脅威がオミクロン株でしょう。
世界各国で感染者が急増しているわけですが、
特にイギリスではすごい勢いで感染者が増えてるんだそうな。
なんか・・・映像を見ているとマスクしてない人も多いですな。
オミクロン株は・・・イギリスに限らず、ワクチン接種率の高い国でも広がっているのが特徴。どこまで広がるのか?日本にも広がるのか?どうなるのかわかりませんが、現在考え得る2022年の最大のリスクと言えるでしょう。
・新型コロナ新たな変異株
今は「オミクロン株」が騒がれてますが・・・来年発生すると思われるが「新たな変異株」。上の画像を見ても分かる通り、今までも数多くの変異株が見つかっていますからね。オミクロン株に続く新たな変異株が必ず出現するでしょう。ただ、変異を繰り返す度にどんどん弱毒化するという話もあり・・・そうなるともうほんと「ただの風邪」っぽくなるかも?
・米国のテーパリング(利上げ)
米国は金融資産の買い入れを減らすテーパリングを加速。そして早期利上げを予定しています。この影響で・・・ドル高、株安圧力が発生すると思われます。
・世界的インフレ
米国では急激なインフレ圧力が掛かっており、FRBは予定を前倒しでテーパリングを進め、来年に3回の利上げをする予定です。
こうなると心配なのが新興国の通貨安。来年は世界的なインフレが発生するかも・・・。
・原油価格の高騰
インフレの影に原油価格の高騰があるわけですが、現在の原油価格の値動きは上図の通り。一時期の高値圏・・・85ドル/バレルからは落ちましたが、いつまた高騰するか分かりません。原油高はインフレ圧力・世界経済減退圧力となります。
・中国恒大集団のデフォルト危機
中国最大の不動産グループ中国恒大集団にデフォルト危機が迫っています。負債総額35兆円とも言われていますが・・・すでに一部はデフォルトとなっとります。ヒジョーに危険です。普通に考えたらどうにもならんわけですが・・・中国政府によるウルトラCがあれば助かるかも?
・台湾、香港問題
中国の領土問題に関しては世界中の関心事となっています。もちろん、日本にとっては「台湾有事=日本有事」。安倍元首相の言う通りです。中国は台湾に対してイモ引くことはないので・・・実際に有事が起きる可能性もゼロではありません。地政学的なリスク要因となります。
・北京オリンピック
外交的ボイコット、オミクロン株を理由としたボイコットが増えそうです。政治的対立、中国国内でのオミクロン株の感染拡大・・・大きなリスクになるかも。
・フランス大統領選2022
2022年4月にフランス大統領選が行われます。マクロン大統領の再選するのかどうか?右派はルペン氏が強いのかと思ったら、共和党ペクレス氏の支持率が急上昇しているという話・・・むう。決戦投票となった場合は右派の方が有利かもしれんな・・・そうなると欧州全体が混乱する恐れがあります。
・ブレグジットの行方
コロナの報道があまりにも多いため、あまり報じられませんが、北アイルランド議定書をめぐる交渉は難航しています。交渉決裂となれば・・・政治的にも経済的にも大きなリスクとなります。
というわけで、
来年もリスクだらけ!
参考まで!
あ、それから年末年始は急激にボラティリティが落ちるからねー。
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